僕は、心理カウンセラーと整体師という2つの顔を持っている。
でも、2つの顔というけれど、心と身体は切っても切り離せないし、人間を扱うという意味では全く別のものというわけでもない。
人間の健康を突き詰めていったら、自然とそうなっただけのことだ。
人間の健康。
特に、心の健康に関して言えば、人生の問題と切り離すことはできない。
人の悩み事は、人生の悩み事だ。
そして、人生は迷いの連続だ。
考えてみれば、自分の思い通りに事が運ぶことなんて、ほとんどないのかもしれない。
あっちにぶつかり、こっちにぶつかり、悩んで苦しんで進んでいくのが人生なのだ。
その中に、キラリと光る嬉しい出来事が散りばめられている。
その、宝物のような瞬間に出会えることもまた、人生の醍醐味なのだ。
そして、そのキラリと光る瞬間に出会えた時、人は幸せを感じるのだと思う。
幸せの感度を上げる3つの方法
その、キラリと光る瞬間というのは、人生のそこかしこに転がっているのだけれど、ぼーっとしているとなかなか気が付かない。
その宝物を感じ取る感度を上げていくことが、幸せな人生を歩くためにはとても重要なことなんだと、この歳になってつくづく思う。
体調を整える
幸せの感度は、体調にも影響されている。
健康であるほうが、幸せの感度は高くなる。
ところが、体調には必ず波がある。
その理由は簡単だ。
体調が良いと張り切って活動する。
活動する疲れる。
疲れるとそのサインとして体調が悪くなる。
肩がこる、頭が痛い、だるいなどから始まって、風邪を引いたり、気分が落ち込んだりする。
ひどい場合には病気に罹ったりする。
すると、活動が制限される。
活動が制限されると回復する。
そしてまた、体調が良くなる。
これが、体調に波がある原因で、ごくごく当たり前のことなのだ。
体調管理は、この波の幅を狭くすること。
体調の落ち込みを浅くすることが目的なのだ。
そうすれば、幸せに対する感度が落ちることを防いでくれる。
幸せをたくさん見つけられるようになる。
付き合う人を選ぶ
幸せの感度は、自分の周りにいる人達に影響される。
幸せの感度が高い人達に囲まれていると、自分の幸せの感度も高くなる。
幸せの感度が低い人達に囲まれていると、自分の幸せの感度も低くなる。
もっというと、世の中には不幸の感度が高い人がいる。
不幸の感度が高い人達に囲まれていると、自分の不幸の感度も高くなる。
人は、周りの人たちに影響を受ける。
「どんな人達と付き合うか」という問題はとても大切なのだ。
美しいものに触れる
普段から意識的に美しいものに触れるようにする。
美しいなあ、きれいだなあ、という感覚は、キラリと光る幸せな瞬間だ。
美しい景色、美しい絵、美しい音楽、美しい文章、美しい物語、美しい人。
あなたが美しいと思うものに触れる機会を増やすことで、幸せの感度が上がる。
幸せの感度というのは、感性のことだ。
美しいと思うものにたくさん触れることで、感性が磨かれる。
まとめ
人生は、自分の思い通りに行かないことが多い。
迷いの連続である。
でも、そこかしこにキラリと光る幸せがゴロゴロとたくさん転がっている。
あなたは、ちゃんと見つけられているだろうか。
体調を管理し、気のいい人たちと付き合い、美しいものに触れているだろうか。
あなたの幸せの感度を上げていけるのは、あなたしかいないのだ。
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