生きづらいのは「自分の人生を生きていない」から

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Chaz McGregor

「生きづらさを感じている」

そういう人は多い。
それがメンタルを病んでしまう原因になったりする。

その原因は、「自分の人生を歩いていないから」だと僕は思っている。
自分の人生なのに、誰かほかの人の人生を歩いているような気がする。
すでに敷かれたレールの上を歩ているような気がする。

そういう人は沢山いる。
それはなぜなのか、どうすれば自分の人生を歩くことができるのか。

その事について考えてみたいと思う。

人生に正解があると思っている

人生に正解があると思っている人は多い。

いい大学を出て、いい会社に入る。
そうすれば、一生安泰だと思っている。

僕が若いころは、みんなそう思っていた。
でも、バブルが崩壊して、年功序列、終身雇用制が崩壊して、こういうのも崩れ落ちるかと思っていたんだけど、いまだに、この信仰が根深いことに驚いている。
もう、とっくに崩れていると思っていたのだけれど、そうではないみたい。

今、僕の年代の人たちが子育ての仕上げの時期に入っていて、進学問題に直面している。
人生に正解があると思っている人たちが親世代なのだ。
そうなると、子どもに対してそういう教育をするようになるよね。
だから、やっぱり学歴は大事だと、多くの人が考えているんだろうと思う。

経済が厳しくて先行き不安だから、なおさら、学歴を手に入れておいたほうが良いだろう、ということなんだろうと思う。
その気持ちはわからなくもない。

まずはビジョンありき

こういう生き方は、社会システムに適合するように生きていくということだと思う。
もちろん、悪いことではない。
生存戦略としてアリだと思う。

しかし、だ。
どの程度、社会システムに合わせていくか。
ということも考える必要はあるだろう。

自分がやりたいことを全く無視して、システムに無理やり合わせていく方法が、果たしていいのだろうか?
それで自分が苦しくなってしまうようであれば、何のために生きているのかがわからなくなる。

つまり、安定して生きていくために、自分の生きる希望とか目的とか、ワクワクする感じとか、充実感とか、そういうもの犠牲にしてもいいのか、という問題である。

戦略というのは、まず達成したいビジョンがあって初めて戦略が必要になるはずで、ビジョンが無かったり間違えていたら意味がないよね。

でも、多くの人は、そのビジョンをちゃんと考えようとしない。
その人が何を手に入れようとしているのか、そこが最も大切なことなんだ。

人生の目的によっては学歴は必要ない

その人のビジョンによっては、学歴は必要ないことも多い。

中学まで義務教育だから、まあ、そこまでは何とか卒業しなければいけないのだけれど、そこから先は自由なはずだ。
その人の人生の目的によっては、中学卒業から大学卒業まで7年間という時間と、うん百万円(人によってはうん千万円)というお金を費やすのは、ただの無駄であることもあるだろう。

7年早くスタートを切ることできれば、それは大きなアドバンテージになることだって考えられる。

そういう違う道があってもいいはずだ。
そして、そのことを、他人がとやかく言うことでもない。

人生のルートは無限にある

また、これからの時代、高校卒業してすぐに大学に行かなくても、何年か社会人を経験してから大学に行くという選択肢だってアリになる。
また、働きながら通信や夜間の大学で学ぶ人も増えるだろう。
さらには、海外の大学に行って、海外で就職するという手もある。

大学に行かなくてもいい。
行ってもいい。
人生途中で大学に入りなおしてもいい。
会社に就職してもいい。
転職してもいい。
起業してもいい。

つまり、これまで信じられていた、「大学までストレートに行ってすぐに就職」という「正解のルート」以外の道が、実は無限にあるということなんだ。

一番大切なのは自分で決めること

どうして「自分の人生を生きていない」と思うのかと言えば、自分の人生を自分で決めていないからだ。

人生の正解らしきルートに乗ることだけを考えている。
親や先生や世間の意見を鵜呑みにしている。

そんなことで自分の人生の選択をしていなければ、それはまさに「他人の人生」を歩いていることになる。

自分で決めるというのは、自分の心の声を聴くということだ。
本当にやりたいことをやる。
本当に生きたい人生を歩く。
自分で決めて、自分で歩く覚悟をする。

それが、「自分の人生を歩く」ということなのだ。
当たり前のことなんだけれど、これができていない人が多い。

自分の心にアクセスしよう

これは、自分の心にアクセスをするということが、実は結構難しいということだ。

なぜなら、頭が邪魔をするからだ。

頭は色々な知識を持っている。
将来を予想し、不安になる。
周りの人がどういう生き方をしているのか、それが気になる。
自分がどう見られているか、それが気になる。

いろんなことを考えすぎるから、心にアクセスすることが難しくなるんだ。

自分の心にアクセスすることが難しいと感じたら、カウンセリングを受けてみるとよい。
カウンセラーは、あなたの心にアクセスしようと試みる。
あなたは、カウンセラーとともに、自分の心にアクセスするんだ。

それができれば、人生の目的がわかってくる。
自分がどこを目指したいのか、そのビジョンが見えてくる。

それが見えれば、それから戦略を立てればいいのだ。

まとめ

自分の人生を歩いていない。
そう感じる人は、自分の心がどこを目指しているのかを解っていない。

まずは、自分がどうありたいのかを感じてみよう。
どんな人生だったらワクワクするかを、心にアクセスして確かめてみるのだ。

後は、それを目指して歩くと決意すればいい。

人生に正解なんてないのだから、周りの人にとやかく言われる筋合いはない。

自分の人生を歩く。
そう決めるだけでいいんだ。

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