心はエネルギーの塊だ。
心の底から湧てくる衝動は無尽蔵だ。
人間は感情で動く動物で、頭で考えて理論的に動いているわけではない。
その事を多くの人は知らない。
知らない上に、理論的に動くことが正しいことだと思い込んでいるし、自分はそれができていると勘違いをしている。
後付けの理屈は理論的とは言えない
しかし、私たちは、多くの場合、理屈では説明がつかない行動をとる。
勉強をしなければいけないとわかっているのに、ついついゲームをしてしまう。
早く寝なければいけないと若手っているのに、ネットサーフィンがやめられない。
お菓子を食べてはいけないとわかっているのに、食べてしまう。
そして、言い訳のためにもっともらしい理屈を後からつける。
自分が、あたかも理論的に行動していると思いたいがための、後付けの屁理屈を。
心を抑え込むと心が病む
頭は心のエネルギーを抑制することはできない。
しかし、もし、抑制に成功したとしたら、心が苦しくて悲鳴を上げるだろう。
それが行き過ぎると、心を病むことになる。
心を病む人は、心が弱いのではない。
頭が強すぎる、いいかえれば意志が強すぎる。
そして、その使い方を間違えているのだ。
心のエネルギーを利用する
頭の働かせ方として、心から湧き上がる衝動にブレーキをかけるやり方は間違えている。
これは、別の言い方をすれば「我慢」だ。
頭のはたかせ方として「我慢」は間違えているのだ。
もちろん、ブレーキをかけることも時には必要だけれど、ただ我慢していればいいというやり方はうまくない。
頭は理論的に考えることが得意なので、心のエネルギーがいったい何に向かてっているのかを察知して、その方向性を修正しつつ、そのエネルギーを上手に利用する方法を考えることが大切なのだ。
もし、そういう方法がうまくいけば、無尽蔵に湧いてくる心のエネルギーを上手に利用することができるようになる。
それが出来るなら、自分の行動がどんどん加速していき、本当に望む状態を手に入れることができるようになるだろう。
心は満足し、病むどころか幸せな気分に満たされるに違いない。
なぜなら、幸福とは心が満たされることだからだ。
心の声をしっかりと受け止める
普段、頭で理論的に考えて行動していると思っている人は、心の声を聴いていない可能性がある。
なぜなら、それをしっかりと受け取ってしまうと、理論的でないことを受け入れなければいけなくなるからだ。
理論的に動くことが「正しい」と思い込んでいる人にとって、心の声を聴くことは、「正しくない行動をとる」ことになりかねないので、できれば聴きたくないし、聞こえているのに聞こえないふりをしてしまう。
これが癖になってしまうと、自分の心の声をが聴こえなくなってしまい、しっかりと受け止めることができなくなってしまう。
「いったい自分はどうしたいのかがわからない。」
「やりたいことが見つからない。」
こういうことを言う人たちは、心の声が聴こえなくなってしまった人たちだ。
でも、大丈夫だ、心は常に発信をしている。
その気になれば、受け止める方法はいくらでもあるのだ。
心地よいことをしよう
心が満足する状態とは、心地よい状態。
どんな状態になったら心地よいかを感じよう。
それが心の声だ。
「考えるのではなくて、感じるのだ。」
(どこかで聞いたことがあるセリフだな。。)
頭で考えると、矛盾が生じたり、疑問が生まれたり、ストレスを感じたりすることがある。
でも、心が満足しているときには、そういうことは感じない。
気持ちがいい。
ワクワクする。
ストレスを感じない。
「これでいいんだ」って心から納得できる。
この感覚を感じられるような状態に持っていこう。
まとめ
僕が提唱する、「ありのままコーチング」や「マインドセットダイエット」は、心のエネルギーを利用する方法だ。
心のエネルギーを利用すれば、人生もダイエットもうまくいく。
僕はそう確信している。
心理カウンセラーだから、心の声を聴くことの大切さを理解している。
そんな僕が考えたコンセプトなのだ。
心のエネルギーを利用すれば、幸せな人生を歩くことができるよ。
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