人はみな、「自分はこんな人間である」というセルフイメージを持っています。
そして、そのイメージ通りの行動をとろうとしますよね。
おそらく、「セルフイメージとは似つかわしくない行動を無意識にとってしまう」という人はいないのではないかと思います。
もちろん、窮地に追い込まれた時には本能的に動くことがあるので、自分でも思ってみなかった行動に出ることがありますが、それは、そういう状況に追い込まるというイメージをしたことが無かったということです。
別の見方をすれば、人間のイメージには限界があって、それは真実の姿を表しているわけではない、ということなのかもしれません。
セルフイメージは真の姿とは言い切れない
そう考えると、セルフイメージが自分の真の姿を現しているとは言い切れないわけです。
自分の知らない自分の側面や、まだ眠っている自分の才能や、他人からみた自分の姿を現しているわけではないのです。
セルフイメージというのは、いつのころからか(おそらく幼少のころ)に、いつの間にか持ってしまったイメージなのですが、それがあたかも自分の真の姿であると勘違いをしているのです。
そして、いつの間にかそのイメージに縛られるようになります。
そして、そのイメージを壊すことをとても恐れるようになるのです。
それを壊そうとすると、自分が自分ではなくなるような怖さや、まわりの人から変な目で見られたり、友達が離れていくよな気がしてくるわけです。
私自身も、若いころはそのイメージを壊すことが怖くて、窮屈な思いをした時期がありました。
しかし、それに縛られて窮屈な思いをしている時点で、それは自分の真の姿ではないということに気がつかなかったのです。
セルフイメージを変えてみよう
セルフイメージは、単なる自分の思い込みなので、変えることは可能です。
思い込みを変えるには、自己暗示をかければよいのです。
自分が「こうありたい」と願う、理想的な自分つであるという自己暗示をかけるのです。
毎日、毎日、それこそイメージトレーニングを行います。
このイメージトレーニングの効果は絶大で、続ければ続けるほど、自分のイメージが変わっていきます。
セルフイメージが変われば行動が変わる
先にも書いたように、人間はセルフイメージが変われば、それに合った行動をとるようになります。
「自分が健康的な生活を好む人間である。」というイメージを持つようになると、健康的な生活を行うようになります。
「自分は社交的な人間である。」というイメージを持つと、どんどん人の輪の中に入っていけるようになります。
行動が変われば人生が変わる
行動が変わっていけば、当然のことながら人生が変わります。
人生とは行動の積み重ねだからです。
まあ、こんなことはわざわざ書かなくても良いかもしれませんが。
以上で、セルフイメージを変えることができれば、自動的に人生が変わるということがわかっていただけたかと思います。
要するに、自己暗示で自由自在に人生を変えることができる。
というお話でした。
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