幸せになるのが怖いんです

子ども水遊び
MI PHAM

昨日のこと。

整体院に来たクライアントさんと話をしていて、その方が、「一つ不安が解消するとすぐに次の不安がでてくる」という話をしていて、どうしてなんでしょうね、っていうことになったんですね。

そうしたら、その方がしばらく考えてから、
「幸せになるのが怖いのかもしれません」
って言うんですね。

結構こういう人、多いんですよね。
幸せになるのが怖い、という人。

そこで、「なんで怖いんでしょうね?」って聞いてみたんですよ。
そうしたら、「一度幸せになってしまうと、それを失うことが怖い。」という話をしていました。

幸せになることを考えると「失うのが怖くなる」と考えてしまうんですね。

幸せって何だろう

その人のイメージだと、幸せって、なかなか手に入りにくいもので、頑張ってその「幸せな状態」を手に入れたところで、今度はそれを維持するのがとても大変なことなんですね。

だから、今度はその状態を維持するために頑張らなければいけない。
そうでなければ、その幸せな状態から転げ落ちてしまう。

そんな風に思っているわけです。

そう思っていたら、苦しいよね。
そして、それって本当に幸せな状態なんでしょうかね。
それを幸せって言うんでしょうか?

幸せとは感覚である

僕は、「幸せという状態」があるとは考えていなくて、「幸せだなあ~」って感じることだと思うんです。
つまり、感覚ですね。
幸せだという感覚。
状態じゃなくて。

だから、その感覚を味わう機会が多い人ほど幸せなんだと思うんです。

それで、なんでもない日常の中に、幸せを感じる瞬間って実はいっぱい転がっているんだけど、ちゃんと意識していないと幸せだと認識できないんだよね。

例えば、「お天気が最高に良くて、気持ちいい風がふいていた。」とかね。
「みんながいつのように元気だった。」とかね。
「病気になったけど、お母さんが優しく看病してくれた。」とかね。

そんな、ぼーっとしてると見逃してしまいそうな「幸せ」に気が付ける人が幸せなんだと思うんだ。
で。「あー、幸せだなあ。」と思える人が、幸せなんだよね。

いつになった幸せを感じられるようになるのか

例えば、ある状態にならないと幸せになれない、と思っている人がいるとするでしょう。

例えばお金持ちになるとかね。

で、実際にお金持ちになったとするでしょう。
じゃあ、どのくらいお金持ちになったら、その人は幸せを感じられるようになるんだろうか?

何処まで行っても、もっと欲しい、ということになったり、お金が減ってしまうことに恐怖を感じたり、悪い人が寄ってきて騙されるかもしれない、とか余計な心配をしたり、税金が高いと言って文句を言ったりしないだろうか?

結局、今の幸せに気が付けない人は、どこまで行っても気が付かけないんじゃないかと思うんだよね。
今の幸せに気が付ける人は、どんな状態になっても気が付けるから、金持ちになってもならなくても、いつでも幸せでいられるんだと思うんだよね。

そうすれば、いわゆる「幸せな状態」(自分が理想とする状態、目標、夢)を手に入れる過程においてもずっと幸せだし、そこから落ちていったとしても、そこでまた新たな幸せを見つけることができるんだと思う。

昨日はそんな話をしたんだよね。

目標を達成することだけが人生じゃない

私たちは子どものころから、何かを目標にして、それに向かって努力することを求められてきたよね。

その目標を達成するまでの間は、とにかく歯を食いしばって頑張れと。
それを達成できなければ、幸せになれないと思い込まされてきた。

幸せって、努力の末に手にするものだと、いつの間にかそう思っている人が多いと思う。

でもね、幸せってそういうものじゃないと思う。

目標を達成するとか、夢を持つ、ということと、幸せになるということは分けて考えないとだめだと思う。

夢を実現することはとても素晴らしいことだけど、それと幸せは別なんだ。

夢を実現するための過程もずっと幸せなんだよね。
もしそれが実現できなかったとしても、それにチャレンジして頑張った人生はずっと幸せだったんだ。
そう感じられる人が、本当に幸せな人だよね。

幸せな今を積み上げることが幸せな人生をつくる

幸せな人生は、幸せな「今」を積み上げることで、作ることできるんだと、僕は思っている。
「今」を犠牲にしていたのでは、幸せな人生を作ることはできない。

目の前に転がっている幸せにたくさん気づける人。
そういう人が、幸せになるんだよね。

まとめ

幸せになるのが怖い。

そう思っている人は、「幸せっていったい何だろう」という問題について、突っ込んで考えてみるといいと思います。

自分の持っている「幸せ像」はそれでいいんだろうか?
幸せな人ってどんな人なんだろうか?

もちろん、この記事に書いたことは、僕個人の意見であって正解ではない。
こういうものに、正解はないので、自分なりの考えを持つことが大切なんだ。

さて、あなたの考える幸せとは、どんなものですか?
自分の頭で考えてね。