2年前の昨日、2021年の4月11日にバイクに乗り始めました。
それからまる2年が経過しました。
その今の心境について、記しておこうと思います。
二年前の記事↓
長い歴史のあるバイク
結論から言うと、この2年間、楽しくて仕方がありませんでした。
これまで体験したことが無いことを、沢山体験させてもらいました。
僕の愛車は、SUZUKI GN125H という、125㏄の小型自動二輪車です。
このバイクは、中国で造られて日本に輸入されている、いわゆる「中華バイク」と呼ばれる格安のバイクです。
経済的な理由から、日本のメーカーが正規販売を行っている現行モデルを買うのは現実的ではなかったため、安いというのはとても重要な要素でした。
とにかく、「バイクに乗る」という経験が出来ればよい、と考えていました。
ただ、このバイクには、長い歴史と、世界中でものすごい台数が生産され、多くの国で活躍しているという歴史があり、そういう背景もこのバイクの魅力になっています。
このバイクの元になっているのが、SUZUKIが日本国内で販売していたGN125Eというモデルで、1982年から1999年まで販売されていました。
その後、GN125Hが中国で生産されるようになり、世界中に広まっていきました。
今では、GN125F、GN125‐2F、GN125-3F、などの派生モデルが多数生産されています。
その上、海外ではGN125をモデルとしたコピー商品も多数存在するようになっています。
これはもう、GN125という一大ジャンルを築いていると言っても良い状態なのです。
このようなバイクはとても珍しいのではないかと思います。
大量に生産されているからこそ、安価で手に入れることができるわけですけれど、価格以上の価値があるのではないかと思っています。
GN125H
バイクに乗るという経験を買った
経済的な理由から、安価で手に入るバイクを購入したのが2年前。
若いころに、「いつかは乗りたい」と思い、バイクの免許を取ったのですが、その後30年もの長い間バイクに乗ることはありませんでした。
ところが、当時高校生だった長男が「バイクに乗りたい」と言い出したことがきっかけになって、若いころに抱いていた「バイクに乗ってみたい」という感覚を思い出しました。
そして、このバイクに出会うことになったのです。
この、「バイクに乗るという経験」はとても素晴らしいものでした。
風を切って走る感覚は、何ものにも代え難いものでした。
バイクとしては安価なバイクかもしれませんが、「バイクに乗るという経験」を与えてくれたこのバイクには、価格以上の価値があると思います。
そして、2年たった今でも、毎日を楽しく過ごすことができています。
この新鮮な感覚は色あせることはありません。
何歳になってもやりたいことをやろう
この経験を通じて、「やりたいことをやってみる」ということの大切さを、改めて実感しています。
私は今57歳ですが、この歳になっても、こんなにもわくわくさせてくれるものに出会えたことは、とても貴重な体験だと思っています。
良く言われることですが、「思い立ったが吉日」「何か始めるのに遅すぎるということはない」「残りの人生の中で今が一番若い」という言葉があります。
何歳になっても、やりたいことをやる、ということは人生に色どりを与えてくれます。
なにごとも、やってみなければわからないことがあります。
経験してみなければ、本当にそれが楽しいのかどうかなんて、やる前にはわからないものです。
これからも気になったことはどんどんやっていこうと思います。
そのためにも、身体を健やかに保っておくことが大切だと考えています。
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