健康的な身体を作るために、運動、栄養、休養が必要であるというお話をずっと書いています。
この話題はとても重要なので、何回でも書きます。
この三つのうち、栄養と休養の重要性は、おそらく説明しなくてもわかるかと思いますが、運動の必要性はなかなか理解されていないように思います。
これは、特別に運動をしなくても人間は生きて行けるのではないか、と考えてしまうからだと思います。
運動は特別なことではなかった
この理由は、そもそも人間は動物であり、動くことが当たり前の生活をしてきたために、特に意識をする必要が無かったからではないか、と私は考えています。
しかし、近年、世の中が便利になりすぎて、昔に比べて運動量が極端に少なくなっています。
昔なら意識する必要が無かったことなのですが、今は、意識的に身体を動かさなければ、運動する機会が無い、という状態だと思います。
したがって、街中に沢山のスポーツジムができるのです。
運動のリフレッシュ効果は大きい
さて、運動の効用の一つに、リフレッシュ効果があります。
運動をすることによって、ストレスを解消し、気分を変えるきっかけになる、ということです。
仕事で行き詰った時や、勉強につかれた時、身体を動かすことによって、新たなアイディアが出てきたり、やる気が回復する感覚を、おそらく多くの人が感じていることだと思います。
海外の実験では、うつ病患者の治療において、代表的な抗うつ薬と同等の効果が得られたという報告があります。
この実験に参加した被験者のうち、運動が習慣化した人は、その後も良い状態を保っている人が多く、この傾向は抗うつ薬を用いた被験者よりも良い結果であったということもわかっています。
つまり、運動は、うつ病の予防にも治療にも有効であることがわかっているのです。
運動をすることによって、全身の血行が良くなり、脳にも新鮮な血液が供給されるようになります。
これによって、脳が再び活性化するのではないかと思います。
自分に出来ることをやればよい
この場合、どのような運動でもそれなりの効果が得られると思います。
時と場合によって、できる運動は違いますよね。
オフィスでもできる簡単なストレッチや運動もありますし、公園などに出かけていくことができる場合もあります。
また、本格的にジムでとレーニンをする人もいるでしょう。
どんなに簡単な運動でも、それなりに気分を変える効果は得られます。
自分の環境や状況に応じて、できることを試してみることをお勧めします。
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