【読書】こころの匙加減

読書
スポンサーリンク

素敵な本を読んだ。

「100歳の精神科医が見つけた こころの匙加減」髙橋幸枝著 飛鳥新社

この本が出版されたのは2016年。
著者の髙橋幸枝さんは1916年生まれ。高橋さんは2020年に103歳の生涯を閉じました。

私は、整体師になってからずっと、何事にも「ちょうどいいところ」がある。とずっと思ってきました。いい加減、いい塩梅、適当。いろんな言葉を使って来ましたが、この本のタイトルをみて、「匙加減(さじかげん)」という言葉があったか!と思いました。健康的に、そして、幸せに生きていくには、まさに匙加減が大切なんです。

そして、匙加減は難しいのです。
試行錯誤をくり返し、失敗を繰り返し、人生を重ねていくことで、その絶妙な匙加減がなんとなくわかってくる。
その匙加減についてのお話が、読みやすい平易な表現で書かれてるこの本は、読んでいるだけで心が軽く、温かい気持ちになっていきます。
やはりそれは、精神科医として歳を重ねてきた著者の経験のなせるところなのかと思いました。

髙橋さんに比べれば、59歳の僕なんてまだまだひよっこなんだなと思います。
いつかこんな素敵な本が書けるようになりたいと思いました。

もし、興味がありましたら、100歳の精神科医の本に癒されてください。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました