もう先週の話になりますが、毎月一回開催しているオンラインセミナー、第28回目の「人生の学校」を開催しました。
今回のテーマは「メンタルダウン」です。
新型コロナウィルスが流行して以来、メンタルダウンする人が増えています。
私が経営するあおぞら整体院にも、メンタルダウンした人が多数訪れています。
なので、この話題についてお話をさせていただきました。
メンタルダウンのメカニズム
メンタルダウンするのは「ストレスが長期間に渡って続いたとき」です。
このことは、カナダの生理学者ハンス・セリエが、今から約90年ほど前に明らかにしています。
セリエは、ネズミを使った実験にによって、生体にストレスが加わった時に身体がどのように変化するのかを観察し、この事実を明らかにしました。
上の図は、セリエが発表したストレス曲線と言われるグラフです。
横軸はストレスが加えられている時間。縦軸は身体がストレスに抵抗する抵抗力を表します。
このグラフにより、生体はストレスを加えられると、それに耐えるように一定期間は頑張るのですが、ある時から急激に抵抗力が衰え、ひどい場合には死に至るということを明らかにしました。
いわゆる、過労死とか突然死というものです。
セリエ自身、抵抗期がしばらく続くことから、ネズミが過酷な環境に適応するのではないかと考えていたのですが、実際は、そんなに甘いことではなかったということです。
人間の身体においても、この実験でネズミの身体に現れた反応と同じ反応が出ることがわかっています。
つまり、長期間にわたりストレスを加えられると、身体が急激に弱り、やがて死に至るということが明らかになっているのです。
ストレスを続けてはいけない
結局のところ、ストレスを長期間にわたって受け続けることが良くないのです。
セリエが考えたように、抵抗期はエネルギーが湧いてきている時なので、このまま乗り切れるのではないかと考えがちですが、いつまでもそのようなことは続かないのだと肝に銘じて、どこかでストレスを遮断する必要があるのです。
ストレスから逃げる、離れる。
適度な休養を取る。
リフレッシュをする。
悩み続けない。
楽観的に考える。
etc.
ダウンしてからでは遅いので、ダウンする前に何とかする必要があるということをわかっておいて欲しいと思います。
一度ダウンすると、回復するのに時間がかかります。
まだ元気があるうちに対策を取ることが大切なのです。
メンタルダウンをしてしまったら
メンタルダウンの状態では、身体のエネルギーが枯渇している状態なので、自分の意志で身体を動かすことが困難になります。
身体に余裕がある時には、ある程度、自分の意志で動かすことができますが、身体に余裕がなくなると思うように動かなくなります。
こういう状態になったら、もうあきらめるしかありません。
身体にエネルギーが戻ってくるまで待つしかないのです。
これは、骨折をしたら骨が治癒するまで諦めて安静にするしかないのと同じです。
骨は目に見えるのでわかりやすいのですが、心は目に見えないので理解が難しいのです。
ストレスでやられているので、焦りや不安や自己嫌悪などを感じると、しっかりと休ませることが難しくなります。
しっかりと休めなければ、回復が難しくなり長期化してしまいます。
ここが、メンタルダウンの難しいところなのです。
まとめ
メンタルダウンについてまとめると、
1,長期間のストレスが原因
2,心身の休養、リフレッシュが予防になる
3,回復するまでしっかりと休養すること
ということになります。
このほかにもいろいろなことをお話させていただきました。
詳しいことは、このブログにも、それからYouTubeでもお話をさせていただこうかと思います。
次回のお知らせ
次回、第29回目の「人生の学校」のテーマは、「自律神経」についてお話をさせていただきます。
自律神経というと、どうもよくわからないもの、というイメージがあるかと思います。
自律神経を学ぶと、身体とどう付き合っていけばよいのか、ということがわかります。
■日時 2023年3月23日(木)20時から21時30分
■テーマ 自律神経
■ZOOMによるオンラインセミナー
■参加費無料
■お申込み Facebookイベントページ または ピーティックス

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