【報告】第11回人生の学校-自由と社会について考える

人生の学校 人生の学校
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先日、9月27日(月)に、ZOOMによるオンラインイベント、第11回目の人生の学校を行いました。
今回のテーマは「自由と社会」でした。

自由と社会は相反する

人間はひ弱な動物なので、一人では生きていけません。
集団を作り、集団の力で生き延びてきました。
したがって、社会的動物と言われます。

集団を作ると、どうしても自分のわがままが通らないことが多くなります。
自由を制限されてしまうのです。
自由と社会は相反するものである、と言えるかもしれません。

自由と社会を両立させるのが民主主義

しかし、日本国憲法においては、様々な自由が保障されています。
私たちが住んでいる日本という国は自由の国です。
言論の自由、信教の自由、職業選択の自由、移動の自由、転居の自由など、どこに行こうがどこに住もうが、どんな仕事をしようが自由なのです。

さて、自由と社会、相反する二つの事象をどのようにバランスをとればいいのか。
それが、「民主主義」というものです。

みんなが意見を言えること。
誰のアイディアに従うかを決めることができる事(選挙権)。
その集団を離れる自由がある事。
こういうことが保障されているのを「民主主義」というのではないでしょうか。

日本に不自由な人が多い理由

一方で、メンタルを病んでしまう人の中には、自由を感じられない人が沢山います。
特に、今の日本人にはそういう人が多いように思います。
自由を感じられない原因は教育にあると、私は考えています。

「自由である」ということはどういうことなのか、あなたは学校で教わったでしょうか?
恐らく教わったことはないと思います。
その代わりに、協調性とか、仲間の絆とか、みんな仲良くなど、自由とは反対のことばかりを習ってきたのではないでしょうか?

また、様々な日本の社会システムや慣習が、自由を感じられない人を量産しているのではないかと思っています。
せっかく、自由の国に住んでいるのに、自由を感じられない人が多いのは、とても残念なことですね。

自由な人と不自由な人の違い

この日本には、自由を感じられない人が沢山いますが、同じ社会に住んでいるのに、自由に生きている人も沢山います。
両者の違いはどこにあるのか。
それは、「社会に対する見方、解釈の違い」です。
社会というものがどういうものなのか、その解釈やイメージの違いで、自由を感じられたり感じられなかったりするのです。

とまあ、先日は以上のようなお話をさせて頂きました。
多分に僕の独断と偏見に満ちた話ですが、カウンセラーとして感じていることを述べさせていただきました。

次回のお知らせ

さて、次回の人生の学校ですが、以下の予定で行います。

■日時 2021年10月25日(月)20時~21時30分
■テーマ 「親子関係について考える」
■ZOOMによるオンラインイベント
■参加費無料
■申し込み Facebookイベントページ または ピーティックス

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