人格は変えることができる

子ども笑顔

カウンセラーとして悩める人たちの話をたくさん聞いているけれど、僕がいつも気になるのは、「単なる思考癖を生まれ持った性格と混同して、変えられないと思い込んでいる人がとても多い」ということ。

次から次へと不安材料を見つけてきては、どうしようどうしようといつも心配ばかりしている。
人の目を気にして、自信がない。
他人に遠慮して、いつも自分が苦しい思いをしている。

こういうのは、性格ではなくて、思考の癖なんだ。
変えることができるんだ。
その事を解ってほしいなあ、っていつも思うよね。

変えられない性格とは

心理学では、持って生まれた性質をキャラクターという。
例えば、社交的で明るい、とか、穏やかでおとなしいとか、そういうもの。
これは、持って生まれたものなので、変えることは難しい。

僕には双子の娘を含めて4人の子どもがいるんだけれども、みんな性格が違う。
特に面白いのは、双子の娘だ。

一卵性双生児の彼女たちは、体格はほぼ同じ。
身長も体重も、コンマいくつかしか違わない。
顔も同じで、赤ちゃんの頃は親でも見分けがつかなくて、次女の足首に赤いひもを巻いて識別していた。

でも、性格がちょっと違うんだよね。
これは、本当に小さいころから、そうだなあ、歩き始めたころからその違いに気がついた。

長女の方は、自分の気持ちをストレートに表現するし、わがままなんだけど、気分の回復も早い。
次女はおとなしくて穏やかなんだけど、頑固なんだよね。一度すねると結構大変。

この傾向はずっと変わらない。
これはもう、その子の持つ性格なんだと思う。

この歳になって、中学時代の友達会うことが多いのだけれど、この性格という部分はみんな中学生当時と変わっていないよね。
あの頃のままだなあ、って思う。

人格は変えられる

これに対して、人格(パーソナリティ)は変えられる。

考え方、感じ方、価値観、ものの見方、視点は変えられる。
そういうものを変えていくことによって、人格を変えていくことはできる。

人格は成長とともに変化していく。
これは、当たり前のことだよね。

人は色々な経験を経て、考え方や受け止め方を変えていく。
それが成長するってことだと思うんだ。

ここは変えていくことができる。

性格と人格を混同している人が多い

性格は持って生まれたもの。
人格は成長していくもの。

ここを混同している人が多い。
混同しているから、最初から変えられないと思い込んでいる。

でも、そんなことはない。
実際に、カウンセリングを通して、ものの見方や考え方を変えていく人は沢山いる。
そして、前よりも生きやすくなりました、って言うんだ。

まとめ

性格は変わらないけれど、人格は変えられる。
最初から、変えられないと思い込んでいてはいけない。

考え方や受け止め方や価値観というのは、人格を形成しているものなのだ。
だから、変えることができる。

最初から変えられないと思い込んでいると、それは変えることはできない。
変えられるところを変えるだけで、格段に生きやすくなるんだよ。