昨日は、第20回スタイリッシュエイジングクラブを開催しました!
「スタイリッシュエイジング」というのは、日本語に直訳すると「粋に歳を重ねる」ということ。
2年前から細々と続けているこの会合も、もう20回を重ねました。
早いものですねえ。
歳を重ねることは悪いことじゃない
僕は仕事柄、「アンチエイジング」という言葉が嫌いなんだよね。
歳をとるのは当たり前のことで自然の摂理なので、それにあらがっても勝てるわけがないと思っている。
そして、まるで歳を重ねることが悪いことであるかのような印象を持つよね。
そこが嫌い。
歳をとることは、決して悪いことではないと言いたい。
歳を重ねるごとに、いろいろな経験を経て、人生の深みとか有難さとか、そんなことがわかるようになってくる。
そういういろんなことがわかるようになってきて、生きるのが楽になってくるような感覚を持っている。
かっこいい大人を増やそう
カウンセラーをやっていて気になっていることがある。
それは、今の若い人たちが将来に対して明るい希望を持っていないということ。
これはたぶん、僕たち大人が悪いんだと思う。
大人たちが楽しそうにしていたら、あるいは、憧れや目標になるようなカッコい大人が沢山いれば、若い人たちも将来に希望を持てるんじゃないかと思うんだよね。
でも、現実は、毎日満員電車に押し込められて、少々熱があっても、台風が来ても、仕事に出かけていく。
いつも疲れた顔をして、仕事はきつい、辛い、生きていくのは甘くない、とかいう姿を見せられていたのでは、ああ、大人になりたくない、仕事をしたくない、そんな風に思うのは当たり前だよね。
でも、もし大人たちが、とても楽しそうにしていたら。
人生を謳歌している姿を見せることが出来れば。
「歳を重ねるのもいいもんだぞ」と言えたら。
若い人たちだって、明るい気持ちで過ごしていけるんじゃないかと思うんだ。
だから、そういう大人を増やして、そういう大人の姿を見せたいんだよね。
自分の軸を持つ
この会では、いつも、「スタイリッシュな大人」ってどんな人なんだろうか?という話題が出る。
もちろん、昨日もそういう話になったよね。
僕は、「こういう人がスタイリッシュだ!」という定型を作りたいわけじゃないんだよね。
その人なりの「スタイリッシュ」の定義があってもいいと思うんだ。
自分にとってのスタイリッシュというのはこういうものだっていう。
それはたぶん、自分なりの価値観を持つというか、軸のようなものを持つってことなんだと思う。
そして、自分なりの軸を持って生きている人がかっこいいと思うし、それがスタイリッシュなんじゃないかと考えている。
そして、他人の軸を否定しない人。
自分と違う軸で生きている人を攻撃したり、否定したりせずに、尊重できる人。
みんな違って、みんないい。
っていうスタンスを持っている人が、スタイリッシュなんじゃないかと考えている。
最近の流行りでいうと、多様性を受け入れられる人。かな。
深い話ができる会
昨日参加してくれた方が言っていたんだけれど、この会は深い話ができると。
軽い話をする飲み会はそれはそれで楽しいんだけれど、ここみたいに深い話ができる会はなかなか無いから楽しみにしている、と言ってくれた。
そう言ってもらえると、主旨が伝わっていてくれてとてもうれしい。
相手の軸を否定しない。人の弱さもうけいれられる。多様性を認め合える人の集まりにしたいし、そういう人を増やしたい。
それがたぶん、この会の目指すところなんだろうと、20回を重ねてみてようやくわかってきたような気がするんだよね。
粋な大人を増やそう
そんなわけで、昨日で20回を迎えたスタイリッシュエイジングクラブですが、これからも続けていきます。
そして、やっぱりこの会を広めたい。
粋な大人を増やしたい。
そんな風に思うんだけれど、どうかな?
仲間を募集したいんだけど。
仲間になりたい!
という方は、ぜひ、ご連絡ください!
コメント