人は、無意識のうちに、自分に対していろんな言葉をかけている。
あなたは、自分が自分に対してどんな言葉をかけているか、意識してみたことがあるだろうか。
例えば、
新しいことにチャレンジしようと思った時。
欲しいものがある時。
失敗した時。
落ち込んだ時。
何かいいことがあった時。
褒められた時。
意識したことがない、という人は、少し考えてほしい。
自分が普段考えていること、思っていることなので、普段の自分を振り返ってみればわかるはず。
さて、どんな言葉を使っていた?
自分を否定する言葉は人生を苦しいものにする
ストレスを抱え、いつも浮かない顔をして、人生なんて辛いだけだ、なんて思っている人は、大抵の場合自分を否定るする言葉を使う。
そんなの自分には無理。
きっと失敗する。
できない。
自分が嫌い。
自分は未熟。
能力がない。
何やってんだバカ。
またやってしまった。
自分はなんてダメな奴なんだ。
こんな言葉を、無意識に自分対して投げかけていないだろうか?
こんな言葉をかけられた人が、落ち込んだり、最悪の気分になるのは当たり前ではないだろうか?
落ち込んでいる友達がいたらどんな言葉をかけるか
もし、あなたの大切な友達が、何かに悩んでいたり、失敗して落ち込んでいたりしたら、あなたはどんな言葉をかけるだろうか?
大丈夫だよ。
何とかなると。
頑張ったんだからいいじゃない。
次頑張ればいいんだよ。
いい経験になったじゃん。
あなたならできるよ。
応援しているよ。
こんな言葉じゃないだろうか?
自分を大切に扱うということ
自分を大切に扱うということは、大切な友人を扱うように自分に接するということ。
自分に対しても、大切な友人にかける言葉と同じ言葉をかけてあげればいい。
こんな簡単なことを、できないはずがないよね。
もちろん、これまで無意識のうちにやってしまっていたことを意識的に変えていくというのは、すぐに完璧にできるようにはならないだろうけれど、練習すればできるようになるよ。
自分のことを大切に扱うことくらいできるようにならないと、楽しい人生を送ることはできない。
自分を大切に扱う。
自分を自分で守る。
自分の機嫌を取る。
これは、幸せに生きていくためのスキルなんだと思う。
スキルだから、手に入れようと思えば手に入れられる。
練習すればできるようになる。
自分にかける言葉は子どもの頃にかけられた言葉
無意識のうちに自分にかけている言葉は、子どもの頃に誰かから言われた言葉であることが多い。
特に、影響が大きのは、親や先生といった、身近な大人から言われた言葉。
それから、友達から言われた言葉もずっと心に残る。
子どもの頃に、
あなたはダメな子。
なんでできないの?
そんなことだからダメなんだ。
お前にできるわけがない。
ちゃんとしなさい。
将来が不安。
そんなことを言われ続けていたら、自分に対しても同じ言葉を使うようになる。
だから、自分が自分に対して否定的な言葉を使うのは、あなたのせいじゃないんだ。
小さいころに、否定的なメッセージをどこからか受け取ったことによるんだ。
もし、これを読んでいる人の中に、子育て中の人がいたら注意してほしい。
子どもに対してどんな言葉を使っているか。
子どもはあなたの言葉を学習して、自分に対して使うようになる。
親のあなたがどんな言葉を使うかで、その子の人生を大きく左右される。
言葉の持つ力はとても強いんだ。
まとめ
無意識のうちに自分に投げかけている言葉。
その言葉を変えるだけで、人生が大きく変わる。
別に大げさなことじゃない。
これは事実だ。
だから、まずは言葉を変えよう。
自分に対して発する言葉を変えるんだ。
たった一度の人生を素晴らしいものにしたいなら、まずは言葉から変えていこう。
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