先日、友人の安斎輝夫さんが毎月開催しているイベント、「サードプレイスラボ」に参加した。
サードプレイスラボは、月一回のペースで、いろいろな分野で頑張っている方をゲストスピーカーとして招いて、様々なお話を聴かせてくれる、とても楽しいイベントだ。
僕は、第1回目からなるべく参加しているようにしているし、過去に、何度か登壇させていただいたこともある。
安斎輝夫さんのブログ↓
先日、お話を聴かせてくれたのは、スポーツトレーナーであり、日本スポーツ協会のコーチデベロッパーの西澤隆さん。
僕自身、過去にサッカー、ラグビー、テニス、トライアスロン、ゴルフ、スキーと様々なスポーツを楽しんできたし、スポーツトレーナー、整体師として活動してきたので、西澤さんのような一流のスポーツトレーナーのお話を聴けるのを楽しみにしていた。
スポーツの力で世の中を活気づけたい
西澤さんは、かつて一流のスポーツ選手のコンディショニングに携わってきたトレーナーだ。
僕自身も、この業界に身を置いていると、それがどれくらい狭き門で、みんなが憧れる世界であるかがよくわかる。
若いころの西澤さんは、一流のスポーツ選手とともに世界を目指していたに違いない。
ところが、ベテランになった西澤さんは、その仕事に以前ほどの情熱を持っていないことに気がつき、スポーツトレーナーとしての仕事をやめてしまう。
そして、スポーツ魅力をもっともっと世の中に広めることによって、活気が失われつつある日本刀社会に活気を取り戻したいと思うようになる。
そのためには、指導者の育成が大切だと考え、日本スポーツ協会のコーチデペロッパーとして活動をするようになったとのこと。
コーチングを教える
コーチデベロッパーとは、指導者を指導する人。
スポーツ指導の現場では、かつては根性論が横行していたし、厳しい練習に耐え抜いた選手を起用するというような指導法のもとに、身体を壊して選手生命を絶たれてしまうようなことも多かった。
さらに、厳しい指導が行き過ぎてパワハラが横行するなどの問題も、たびたび話題になってきた。
スポーツ界を変えていくには、まずは、指導的な立場にある人たちがコーチングを学ぶことが大事だと考えたとのこと。
最近でこそようやく、厳しい練習をすることが選手育成のための唯一の方法ではないし、もっと効果的に選手の力を引き出す方法があることが、認識されるようになった来た。
とはいえ、今の指導者の立場にある人たちが育ってきた時代には、まだまだ厳しいトレーニングが主流だった時代だ。
自分が選手だった時と、人を指導する立場では、違うテクニックが求められる。
指導法を学ぶということは、とても大切なことだと思う。
我流の指導方法では、良い選手を育てることはできない。
ましてや、スポーツの入り口にいる子どもたちにスポーツを楽しんでもらえなければ、スポーツを広げることはできないだろう。
私自身もコーチングを学んでいるので、西澤さんのお話には共感するところが多かった。
スポーツは人々に力を与える
また、スポーツは、人々に力を与えることができると、西澤さんはおっしゃっていた。
選手の頑張る姿を見て、それに勇気づけられる人たちは多い。
また、自分がスポーツをすることによって、健康を維持し、ストレスを解消し、明日を生きる力を得ている人たちも多い。
スポーツに親しむ人たちが増えれば、最近元気がない日本社会を元気にすることができるのではないか。
僕も、整体師として、心理カウンセラーとして、スポーツの持つ力をよくわかっているし、その考えに大変共感した。
まとめ
僕自身、これまでいろいろなスポーツを経験してきた。
そして、心理カウンセラーとしても、スポーツの持つ力を実感しているので、西澤さんの活動を全面的に応援したいと思ったし、自分自身も、もっともっと、スポーツの良さを発信していこうと思う。
メンタル疾患の治療にも、スポーツはとても有効であることが解っている。
今はスポーツの秋。
これを読んでいる方にも、ぜひ、身体を動かして欲しいと思う。
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