食事の持つ3つの機能

食事風景 痩せる食事・運動・習慣
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食事風景

私たちは、なぜ食事をするのでしょうか。
何のために。

そんな当たり前のこと、わざわざ考えたことが無いという人も多いかもしれません。

でも、健康的な身体を手に入れるためには、食事が大切なことは言うまでもありません。
「医食同源」などという言葉もあるくらいですから。

いったい何のために食事をするのか。
その機能は、3つあると私は考えています。
その3つの機能を以下に挙げ、それぞれについて説明したいと思います。

食事の持つ3つの機能

私が考える、食事の機能は以下の3つです。

  1. エネルギー補給
  2. 栄養補給(身体の材料を摂取する)
  3. 娯楽・楽しみ

エネルギー補給

多くの人が食事の目的として一番最初に頭に浮かぶのが、この「エネルギー補給」ではないでしょうか。

車にガソリンを入れるようなイメージです。

仕事をするにも、運動をするにも、日々の生活を送るのにもエネルギーは必要です。
日々の活動をするためのエネルギーを、私たちは食事から得ているのです。

これは、とても大切な食事の機能ですよね。

また、ダイエットを考える時、このエネルギー補給を辞めてしまえば痩せることが出来ると、短絡的に考えてしまいがちです。

「食べなきゃ痩せるよ」と簡単に言ってのけてしまう人がいるのも無理はありません。

もし、本当にエネルギー補給だけが食事の目的ならダイエットなんて簡単なのですが、ことはそんなに単純な話ではないのです。

栄養補給

私たちの身体は、私たちが食べたものを材料に作らています。
もっと言うと、生理作用に必要な様々な物質も、食事から補給されています。

健康的な身体を作ろうと思ったら、そのために必要な材料を食べなければいけません。

健康的に痩せようと思うならば、必要な栄養素を摂取しつつ、摂取エネルギーを減らさなければいけいないということになります。

つまり、何が必要なのかを知っていなければいけないわけです。

ですから、ダイエットを行う際には、栄養学は避けて通れないのです。
それがわからなければ、必要なものを摂取して不必要なものを摂取しないという、取捨選択が出来ないからです。

多くの人は、これを考えるのが面倒なので、安易なダイエット法へ走ろうとします。
「○○だけを食べ続けるダイエット」とか、「○○を食べないダイエット」などは、その典型です。

知識を必要としなくていいし、考えなくていいので簡単なのです。
しかし、大切な自分の身体のことなのですから、そんな態度でいいはずがありません。

楽しみ・娯楽

食事はとても楽しいものです。

気心の知れた人たちと、美味しい食卓を囲むというのは、私たちにとって最高に楽しいひと時になります。

食事というのは楽しみという側面も大切にしなければいけません。
食事の楽しみを奪うようなダイエット方法では、人生がつまらなくなってしまいます。

人生がつまらなくなってしまうような食生活が長続きするはずがなく、そもそも、そんな食事をする意味すら見いだせなくなってしまいますよね。

食の楽しみを奪うようなダイエットはしてはいけないのです。

ダイエットは連立方程式を解くようなもの

ダイエットというのは、上記の食事が持つ3つの機能を満たしつつ、食べる量を制限する行為なのですから、単純な話ではないことは明白です。

食べ過ぎれば太るわけです。
つまり、限られた食事量で、必要な栄養素を摂取し、楽しみも感じられるような食事をする。

そのためには、いろいろな工夫が必要になってくるわけです。

そう考えるとダイエットって、なんだか連立方程式を解くようなイメージですよね。
そこが、ダイエットの難しいところなのです。

でも、その難しさを避けるために安易な方法へ走ってしまうと、結局はうまく行きません。

そこはよく理解しておかなければいけないのです。

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