運動だけで痩せるのは難しいが健康になるためには不可欠

ストレッチ女性
Alexander Mils

ダイエットのやり方は沢山あるけれど、原理原則はとてもシンプルです。

それは、「食事の調整」と「運動」をするということ。

しかし、運動が嫌いな人は食事だけで何とかしようとするし、食事制限がやりたくない人は運動だけで何とかしようとします。

では、食事と運動では、どちらが痩せやすいのだろうか。
そういう議論になった場合、私の意見は圧倒的に「食事」だと答えますす。

運動だけで痩せるのは難しい

運動だけで痩せるのが難しい理由は、

  1. 運動で消費されるカロリーは意外に少ない
  2. 運動すると食欲が増してしまう
  3. 太っている人がいきなり運動するのは危険

というのがあります。

運動で消費されるカロリーは意外に少ない

運動で消費されるカロリーは、意外に少ない。
このことに関して、私の以前のブログでも触れている。

この記事の中で、体重60キログラムの人が、240kcal消費するために必要とする運動は、以下のとおりであると書いた。

1)歩行(80m/分)         54分
2)歩行(100m/分)        39分
3)ジョギング(130m/分)             30分
4)なわとび             42分
5)サイクリング(15km/h)    33分
6)エアロビクス(中程度)      36分

240kcalは、食事で言えば、お茶わん一杯分のご飯とほぼ同じくらいのカロリー。
そして計算上は、これを30日間続けると、約1キログラムの脂肪が燃焼するという数字です。

意外にも運動というのはカロリーを消費しないなあ、という印象を持ったのではないでしょうか?

運動すると食欲が増す

さらに厄介なのは、運動するとお腹が減るんですよね。

これは、ホメオスタシス(恒常性機能)が働いて、体重を一定に保とうとする働きが身体には備わっているからです。
つまり、身体は体重を減らしたくないわけです。

だから、消費エネルギーが増えると、もっとたくさん食べなさい、という命令を身体が発するんですね。
それが、そのサインとして、食欲が増すということが起こるわけです。

結局は、食事のコントロールをしなければ、体重を減らすことはできないということです。

「食事のコントロールはしたくない」という理由で、何とか運動だけで痩せられないモノか、と考えているのであれば、それはかなり難しいし、ほぼ不可能であると言わざるを得ないのです。

運動して食欲が増すことはとてもいいことなのだけれど、痩せるためには食事のコントロールを避けることはできないということなのです。

運動の危険性

いままでろくに運動もせずに太ってしまった人が、いきなり運動を始めると、とても危険です。
特に、ひざ、腰、足首などを痛めてしまうかもしれません。

まずは、運動できる身体づくりから始める必要があります。
筋トレやウォーキングなど、危険性の少ないところから始めて、徐々に運動できる身体を作っていきましょう。

いきなり1時間のジョギングとか、絶対にできないのでやめたほうが良いですね。

このあたりのことは、専門のトレーナーの意見を聴きながら、身体の状態を見ながら、慎重に行ったほうが良いと思います。

健康のためには運動は必要不可欠

だからと言って、運動を全くやらずに健康になることはありません。
健康になるためには、運動は必要不可欠なのです。

ダイエットの最終目標が「健康になること」であるならば、運動は避けて通れない。

運動は「痩せるため」ではなく、「健康になるため」に必要だということです。
この認識を持っていただくことが大切なのです。

運動の気持ち良さを味わう

ところが、「健康のために」という動機で運動をするのは、それはそれでなかなか難しいわけです。
どうしてもサボりがちになってしまいます。

運動自体に「楽しさ」や「気持ち良さ」を感じられることが大切です。

運動はストレス解消にとても良いものです。
リフレッシュ効果が高いのです。

その運動自体から直接得られるメリットを感じることが、運動を続けていくポイントになります。

まとめ

運動だけで痩せるのは難しいけれど、健康になるためには運動は必要不可欠。

運動をやるなら、運動自体を楽しむことが大切。

自分が楽しいとか、気持ち良いと思える運動をしましょう!