【学び】サードプレイスフェスでコミュニティの作り方を学ぶ

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昨日に引き続き、サードプレイスフェスの話。
私の友人の安斎輝夫さんが仕掛ける、8日間で30のオンラインイベントを行うという、サードプレイスフェス。

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昨日のブログには、僕が登壇した話を書いたんだけれど、今日の記事は参加者としての学びを書きます。

昨日参加したのは、コミュニティの作り方を学ぶというテーマで、「母親アップデートコミュニティ」を立ち上げて運営している「なつみっくす」こと鈴木なつみさんのお話を伺った。

タイトルは、
「誰も否定しない」を目指すサードプレイス~コミュニティの立ち上げから法人化まで~

鈴木さんの運営するコミュニティ「母親アップデートコミュニティ」↓

母親アップデートコミュニティ
WEEKLY OCHIAI「母親をアップデートせよ」から生まれたコミュニティ。 「誰も否定しない」をコンセプトに母親自身も環境も社会を巻き込んでアップデート!活動内容、イベント情報を配信して行きます

僕自身も、これからコミュニティを立ち上げたいと思っているので、その参考になるかと思って参加した。
結論から言うと、無茶苦茶参考になった。

なつみっくすさんのお話の中で、僕が学びとなった個所をまとめておく。

コミュニティとは何か

お話の中で、「そもそもコミュニティって何だと思いますか」という問いかけがあった。
そのお話の中で、なつみっくすさんがお話をされていたのは、次の三つの要素があるということ。

  1. フラットな関係
  2. 目的
  3. 自発的

メンバー同士がフラットな関係であること。
上下の関係や階層ができるようなことがあっては、それはコミュニティとは言えないのではないか。
共通の目的があるということ。
さらに、そのコミュニティに参加するのも、その中で活動することも、誰かに強制されるのではなくて自分の意思で行動するということ。

共通の目的があるというのはすぐに思いつくところであるけれども、フラットな関係性と自発性というのは、やっぱり実際にコミュニティを運営しているからこそ気がつくことかもしれない。

上下の階層ができてしまうことってあると思うけれども、それをなるべく作らないようにする努力は必要だろう。
とかく人間は、他人をコントロールしたいという欲求を持っている。
その欲求が、他人に対してマウントを取るという行動につながる。
こういうことを許していると、階層ができあがってしまって、居心地の悪いコミュニティになってしまうだろう。
さらには、誰かに命令されて動くとか、同調圧力がかかるようなことになっては、やはり居心地のよいコミュニティとは言えないよね。

たった一つのルール

ルールは沢山作りたくない。
というなつみっくすさんが設けたたった一つのルールは。

誰も否定しない

この「誰も」の中には「自分」も含まれる。
となつみっくすさん。

これは本当に大切なことだと共感しました。

これは会社組織でもそうだと思うのだけれど、組織には心理的安全性というのが大事だと思う。
自分はここにいていいんだという安心感こそが、その組織を健全なものにする。

さらに、心理カウンセラーとして言わせてもらえば、自分を否定して苦しんでいる人が本当に多いということ。
本人は気がついていないかもしれないけれど、自分で自分を否定するから苦しいわけです。
逆に言うと、自分を否定しない人は最強のメンタルを持っていると言える。

もちろん、まったく自分を否定しない人は、それはそれで人として成長しないかもしれない。
その辺のバランスの問題はあるけれど。

でも、他人を否定し、自分を否定していたのでは、幸せにはなれないだろうな。

リーダーとしての在り方

僕は一つだけ質問をさせて頂いたのだけれど、メンバー間はフラットで、自発的な活動をしているとは言うけれども、それでもやはり、一つのコミュニティをまとめていくには、はやり何かしらのルールというか、求心力が必要だと思ったんだよね。

それで、その求心力を生み出すのがリーダーの仕事なんじゃないかと。
リーダー、運営者、世話人、幹事、代表。
呼び名は色々だろうけれども、そういう役割を担う人は必ず必要で、お話を伺っていて、なつみっくすさんはとても素晴らしいリーダーだと思ったんだよね。

それで、「なつみっくすさんの立場はやはりリーダー的な役割なんですか?」という風に質問させていただきました。

その時の回答の中で、「メンバーを下支えしているというか。。」と、お話をされていました。
これって、サーバントリーダー的な感覚だなあって思った。

確かに、フラットな人間関係を構築しようとするときに、強力な求心力を発揮するようなリーダーシップを発揮すると、なかなかメンバーが自発的に活動するのが難しくなると思う。
しかし、メンバーに奉仕するサーバントリーダーであれば、フラットな人間関係を構築して、自発的な活動を促すことができるよなあ、って思った。

繰り返し伝える

やはり、リーダーの思想がそのコミュニティの方向性を決めるんだと思う。
そして、それをメンバーがきちんと理解していることが重要だ。

そのために、なつみっくすさんがおっしゃっていたのは、繰り返し伝える、ということ。

古いメンバーは、耳にタコができるくらい聞かされているはず。
そんな風におっしゃっているのを聴いて、なるほど、これも大切なことだなあって思った。

人は、一度聞いたくらいでは忘れてしまうんだよね。
だから、もう飽きるくらいに伝えて初めて伝わる。

伝える側からすれば、もういつも言っていることだから言わなくても伝わっているんじゃないかと思いがちだけれども、それじゃあ伝わらないということなんだよな。
それをしっかりと実践されているということはとても素晴らしいことだと思った。

表現がうまい

あと、感心したことは、表現や言葉の使い方がとてもうまくて、わかりやすいし覚えやすい。
シンプルなんだけれども、印象深い言葉を使われているなあって思う。

これは、なつみっくすさんに限らず、コミュニティを率いている人、求心力のある人の特徴のような気がする。

言葉の持つ力の強さを感じたし、このあたりは、僕はもっと研究しないといけないと思った。

まとめ

僕自身も、これからコミュニティを立ち上げたいと思っているので、とても参考になることが多かった。

リーダーの在り方、メンバーの在り方、伝え方。
これからの活動に活かしていきたいお思う。

なつみっくすさん、ありがとうございました。

最後に、子育てに悩んでいる、子育てと自分の人生のはざまで揺れいているママさんたちへ。
母親アップデートコミュニティを覗いてみてはいかがでしょうか?

母親アップデートコミュニティ
WEEKLY OCHIAI「母親をアップデートせよ」から生まれたコミュニティ。 「誰も否定しない」をコンセプトに母親自身も環境も社会を巻き込んでアップデート!活動内容、イベント情報を配信して行きます

 

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