人生をデザインするワークショップを体験-人生観は人それぞれ

ブレインストーミング

以前、このブログでも何回か紹介した、とても興味深い本「スタンフォード式 人生デザイン講座」で紹介されている、自分の人生をデザインする手法を試してみる機会に恵まれた。

この本の存在を知ったのは、私の大学時代の先輩がfacebookで紹介していたのがきっかけだった。
そして、この本では、人生のデザインをするときには数人で集まってお互いに話し合いながらやってみることを勧めている。

そういうわけで、件の大学の先輩の呼びかけで、1月19日(日)に、この本に書かれている手法を使って人生をデザインするワークショップが開催されることになり、とても面白い機会なので参加することにした。

集まったメンバーは、言い出しっぺの先輩の人脈の中から全部で6人。
男性4人、女性2人。
年代的にも同じような方たちで、このようなワークショップを行うにはちょうどいい構成だと思った。

もちろん、たった一日で全部できるわけではないので、この本の紹介されているスタートの部分だけを行った。

現在の状況について

現在の状況については、「仕事」「遊び」「愛」「健康」について、どの程度満足しているのかを、車のガソリンがどのくらい入っているを表すゲージに例えて、視覚的に表現していく。

もちろん、この表現はそれぞれの人が主観的に表現してくのだけれど、視覚化していくことによって、自分の主観的な状況を第三者の目で自覚することができるようになる。

そして、現在の状況についてメンバーに対して発表することで言語化されて、自分の状況を把握できるようになる。

僕の場合、「愛」と「健康」については満足しているのだけれど、仕事に関しては、満足でいるレベルにはまだ達していないし、遊びに関しては、まったく満足できるレベルではないことを自覚した。

当たり前のことだけれども、参加者全員が違う状況にあって、メンバーの話を聴くのもまた興味深いし、他人と比較することによってさらに自分の状況を把握しやすくなるように感じた。

人生観と仕事観

次に、人生観と仕事観についてそれぞれ書き出し、人生観と仕事観が補い合っている点、食い違っている点、因果関係などを考えて紙に書きだした。

僕の場合、かつてうつ状態に陥って人生を一度リセットしたことがあって、その時に、この人生観と仕事観はかなり変わったと自覚している。

ここを変えたからこそ、それからの人生はとても生きやすくなった。
この、人生観と仕事観が、その人の人生の大きな部分を占めていると言っても過言ではないだろう。

僕の人生観は、初めての地を訪れる「旅」であると表現した。
誰にとっても人生は一度きり。
常に初めての地を歩いているようなものだと思う。
だから、人生で経験できることはなるべくたくさん経験したいし、その「旅」をじっくりと味わいたい。
そういう感覚でいると、常に新鮮な気持ちでいることができると考えている。

仕事は、「自分の得意なことで社会貢献をすること」だと思っている。
社会貢献をしていれば、その対価として報酬がもらえるだろう。
その報酬というのは、お金とは限らない。
そしてそれば、自己重要感、自己肯定感となって、精神の安定をもたらしてくれるものだと思う。

人は助け合って生きていくもの。
自分の得意なことで誰かを助けることができれば、それでいいのではないかと考えている。

人によってさまざま

当たり前のことだけれども、人生観と仕事観は、当然人によって違う。
どれが正解ということはない。
これは、正解のない問題の典型なのだ。

メンバーそれぞれが、自分の仕事観と人生観について話しているのを聞いて、大変興味深いと思った。
こういう話を、数人で共有するという機会はあまりない。

他人の人生観と仕事観を聴いていると、なるほど!と思ったり、へえ~!って思ったり、それを聞いて改めて自分の価値観を振り返ったりする。

人生観や価値観があれだけ違えば、当然のことながら生き方も大きく違ってくるだろう。
だから、自分と他人を比べてしまうことが、いかにナンセンスなことななのか、ということにも気がつく。

次の課題

人生のデザインはここで終わるわけではない。
しかし、次の課題は一日では終わらないので、第一日目は、次の課題に着手するという宿題が出て終わった。

次の課題は、日々の活動の中で、どの活動が熱中できるのか、その活動をやることによって、自分のエネルギーが満たされるのか枯渇するのか。
三週間にわたり、その記録をつけていくこと。

これをつけることによって、自分がどんなことをやっているときが充実しているのか、ということを知るのだ。
それをもとに、今後の人生をデザインしていこうというわけだ。

日々の仕事に追われてなんとなく過ごしていると、自分がどんな時に元気になって、どんなことにエネルギーを吸い取られているのかなんて意識しない。それをあえて、記録をつけることによって、意識をしていこうというわけだ。

実際、メンバーの中に、今年になってからそれを始めたという方がいて、その方曰く、新しい発見がたくさんあった、とのことだったので、僕もさっそく月曜日からそれを記録することにした。
どんな気付きを得られるのか、今から楽しみだ。

まとめ

本を読んだら読みっぱなしで、その内容を実際に行動に移すという人は少ないのではないかと思う。
しかも、それを数人でやってみるという機会はほとんどない。

これは、とても興味深い取り組みだと思う。

このような機会を得られたのは、声を上げてくれた先輩のおかげだ。
本当に感謝しかないよね。

先輩、本当にありがとうございました!
今後ともよろしくお願いいたします!

もし、自分のこの先の人生について考えてみたいという方は、ぜひ、この本を手にとって、仲間を集めてやってみてほしい。
きっと、いろいろな気づきを得られると思う。