整体師が考える冷え対策

雪の中の女性 健康的なライフスタイル
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今日から12月になりました。
時の経つのは早いもので、2022年も残すところあと一ヶ月ですね。

今年はここまで、暖かい日が多いような気がしますが、これからは確実に寒くなってきます。
これからは、身体の冷えが堪える季節ですね。

では、冷え対策には、どんなものがあるのでしょうか?
整体師の立場から考えてみたいと思います。

身体の主な熱源は筋肉

気温が低い場合でも、私たちはある一定の体温を維持しなければいけません。
そのためには、体内で熱を産生する必要があります。

体内に熱を発生させる主な熱源は筋肉です。
筋肉には大きく分けで3種類あります。身体を動かすための骨格筋、腸などの内臓を動かすための平滑筋、心臓を動かすための心筋です。
これらの筋肉が動くときに熱エネルギーを発生させ、それが血液を温めて体中に巡ることで、体温を維持しています。

このうち、自分が意識的に動かすことができるのは骨格筋です。
骨格筋を動かすとはすなわち、運動をするということですよね。
身体を動かせば、骨格筋が熱を持ちます。
これが、冷えに対する根本的な解決方法です。

では、どのような運動をすればよいのでしょうか。
一番のおすすめは、やはり筋トレでしょう。
筋トレをすることによって、筋肉に負荷がかかりますし、大きなエネルギーを必要とするので、熱エネルギーも短時間に大量に発生させることができます。
特に、大きな筋肉を鍛えることによって、発生する熱量も大きなものになります。

また、筋トレをすることによって、筋肉量を増やすことができます。
筋肉量が増えれば、やはり発生する熱量も増えるわけですから、冷え性対策としてはばっちりです。

そのほかには、ウォーキングやランニングなどの有酸素運動もおすすめです。しかし、有酸素運動の場合は、少し息が上がるくらいの強度が必要かもしれません。低強度の運動を長時間にわたり続けていると、身体が省エネモードに入ってしまうことがあります。こうなると、逆に体温が上がりにくくなってしまいます。

長い間、有酸素運動をしている人の中に、寒さに弱い人がいるのはこのためです。そういう人は、筋トレを取り入れてみてもよいかと思います。
ただ、筋肉量が増えてしまって身体が重くなることを避けたいという気持ちがある場合もありますので、このあたりば難しいところです。

血流を良くする

循環器は血液と一緒に熱も循環させています。
温かい血液が身体中を巡ることで、身体を温めているのです。
セントラルヒーティングとか床暖房と同じようなシステムです(笑)

血液循環が滞ると、身体が冷えてしまいます。
手足の末端が冷えやすいは、細い部分は熱が奪われやすいことと、血液が届きにくいためです。

血液循環を良くするためには、副交感神経を刺激することが大切です。
副交感神経とは、自律神経のうち、リラックスした時に活発になる神経です。
リラックスすると、副交感神経が優位になり、血管が拡張して血液が流れやすくなります。

私の整体を受けると、深いリラクゼーションが得られるために、皆さん顔が赤くなり身体が温かくなると言います。
「まるで、お風呂に入ったようだ」という感想をいただくことも少なくありません。

もちろん、本当にお風呂に入ることも効果的です。
熱すぎずぬるすぎないお湯にゆっくりと浸かることで、身体を温めることができ、リラックスを得られます。
これによって、血液循環が促進されるので、内側からも外側からも身体が温かくなるのです。

冷えの原因

冷えの原因は、筋肉量が少ないこと、運動量が少ないこと、ストレスなどで血流が悪くなっていることなどが挙げられます。

このような場合には、外側か温めることも積極的に行う必要があります。

温かい恰好をして、なるべくリラックスして過ごすことがおすすめです。
温かい食事をとる、温かい飲み物を飲む、カイロなどで身体を温めるのも良いですね。

さらには、身体の細い部分が冷えないようにすることが大切です。
具体的には、首と手足です。
身体が細くなっている部分は、熱を奪われやすいからです。

まとめ

これから寒い季節がやってきます。
ここに書いたことを参考に、身体が冷えないように、温かくして過ごしてください。

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