不完全な自分を許せない。
そう思う気持ちが、自分を追い詰める。
こういう傾向は、確かに僕自身にもあります。
なにかミスを犯した時。
やろうと決意したことが続けられなかった時。
仕事で思うよな結果が出せなかった時。
ああ、どうして自分はこんなにもダメダメなんだろうか。
まったく情けない。
そういう思いが頭の中いっぱいに広がって、どんどん自分を追い詰めていく。
胸が苦しくなってくる。
夜中に動機がして目が覚める。
だけど、僕の周りの人たちは、僕のことをそこまで責め立てているのかと言えば、そうでもなかったりする。
結局、自分を責めているのは自分だけ。
そんなことってありませんか?
カウンセリングにやってきて、苦しい胸の内を話していく人たちの中には、こういうパターンがとても多いのです。
誰もあなたのことを責めていないのに、自分が自分を責めてしまって苦しくなっている。
だから、一番大切なのは、だらしない自分やミスを犯した自分を、まず自分が許すということなんだと思う。
こういうと、「自分を甘やかしてはいけない」という人が必ずいるんだけれど、
「それで苦しくなって生きづらさを感じるくらいなら、許してしまったほうが良くないですか?」
という提案をしているのです。
いったい何のために生きているのか。
「自分を甘やかしてはいけない」のはなぜなのか。
突き詰めて考える必要があると思うのですが、どうでしょうか。
すでに書いたように、僕自身にもこういう傾向があるので、この文章は自分に向けて書いています。
自分を許す、ということを念頭に置いて、いい加減な人間になろうと思います(笑)
これでも、昔に比べるとかなりいい加減になりましたけれど、まだまだだなあと思います。
まあ、その辺も含めて、もっといい加減になるように努力します。
まあ、「いい加減になるように努力する」なんて、なんか矛盾していて、最初から破綻しているような気がしますが。。。
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