夢を叶える方法について考える-第27回人生の学校

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昨日、毎月開催しているオンラインイイベント、第27回目の「人生の学校」を開催しました。
昨日のテーマは「夢を叶える方法」

夢を叶える方法については、いろいろな人がいろいろなことを言っていますが、実はそんなに多くないのです。
「方法は一つしかない」と言ってもいいかもしれません。

昨日は、その一つしない方法についてお話をさせていただいたのですが、それとは別に、「果たして夢や目標は無ければいけないのか」という問いについても考えてみることにしました。

というのは、世間一般的に、「将来の夢は何ですか?」と当たり前のように聞かれることが多いと思います。
また、子どもや学生に対して「将来何になりたいですか?」とか「将来の目標は?」と聞きますし、「少年よ大志を抱け」などという有名な言葉もありますから、「夢や希望や目標を持っているのが当たり前で、持っていないのは良くないことなのではないか」と思い悩む人も多いような気がします。

そして、「いったい自分な何のために生きているのか?」などと、悩まなくてもよいことで悩んでしまう人は少なくないのではないかと思うのです。

この問題について、どのように考えればよいかというお話もさせていただきました。

夢を叶える方法

「明らかにかなえたい夢がある」という人には、夢を叶える方法は一つしかありません。

それは、現在地から夢までの距離を明らかにして、そのギャップをどのように埋めていくかを検討して、実行に移す。

これだけです。

道の途中でぶつかる困難に対しては、試行錯誤をくり返しながら、それを乗り越えていく、ということを続けていくことで、自然と夢は近づいてきます。

内発的動機付けに従う

夢を叶えるためには、その動機がとても重要だというお話をさせていただきました。

動機には大きく分けて、内発的なものと外発的なものがあります。

内発的動機付けとは、好き、興味、憧れなど、その動機が自分の内側から湧いて出てくるものを言います。
その行動が好き、やっていて苦にならない、気がつくとそのことを考えてしまっているなど、行動を起こすためのエネルギーが内側から勝手に湧いて出てきます。
したがって、夢を叶えるために必要な努力も、特に苦も無く継続することが可能になりますし、達成した時の満足感もとても高いものになります。

これに対して、外発的動機付けというものがあります。
これは、報酬、名誉、期待など、外側から与えられる動機によって夢を設定するということです。

親の期待に応えるために、高い報酬を得るために、誰かにすごいと言われるために、その夢をかなえようとする行為です。
このような場合、行動を起こすために意志の力が必要になってきます。
特に好きでもないことをやるわけですから、継続すのも一苦労です。
さらに、夢を叶えることができたとしても、満足度は低いものになりがちで、夢を叶えたのにちっとも幸せではない、などという事態に陥ることもあります。

夢は無くても良いのではないか

一方で、「夢がない」「やりたいことがわからない」「何のために生きているのかわからない」という悩みを抱えている人も多いのではないか、というお話をさせていただきました。

そこで、僕がいつも思っていることは、「そもそも、夢ってなくちゃいけないものなのか」ということです。

夢というと、なんだかとても壮大なものでなければいけないとか、高みを目指さなければいけないとか、寝食を忘れて打ち込まなければいけないとか、そんな風に思いがちだけれど、もっとお気軽でささやかなものでいいと思うのです。
ハードルを上げすぎなんじゃないかと。

僕は、かつてうつ病になった時に、「暇な整体院のオヤジになる」というのが夢だったんですね。それから、「子どもの顔をしっかり見ながら子育てをしたい」というのもありましたね。
この二つは叶いました(笑)

あまり忙しくなると、育児にしっかりと参画できないじゃないですか。
子どもが寝ているうちに家を出て、帰ってきたときにはもう寝ていて。。などという生活はしたくなったんです。
おかげで、毎朝子どもを起こして、朝食を食べさせて、保育園に送っていく、というルーティーンを12年間やらせてもらいました。
それは大変なことでしたけれど、とても幸せな期間でしたね。

他人から見れば、こんなのは夢ではなくて、ただの日常生活じゃないかと思うかもしれません。
しかし、夢というのは幸せと同じで、非常に個人的なものなので、他人の価値観では測れないものです。だからこそ、最初に申し上げた、「内発的動機付け」というのが大切なのです。

そういう意味では、一般的に考えられているような、壮大な夢とか成功とは違う夢を抱いても、何ら問題がないのです。
それは、他人にとっては夢とは言えないようなものでも、当人にとっては立派に夢になるのだと思います。

そのような話を含めて(昨日はこんな話しなかったかもしれないな)、「夢を持たなければいけない」と思う必要もないし、平凡でささやかな幸せを求めるのもまた、夢であると言ってもよいのではないでしょうか。

次回のお知らせ

次回、第28回人生の学校は、以下の日程で行います。
テーマは「メンタルダウン」です。

メンタルダウンについて、うつ病経験があり、カウンセラーの資格を持つ私が考えていることをお話したいと思います。一般的な常識とは違う話をするかもしれません。
クローズの空間だからこそできるような話をしたいと思います。

気になる方は、ぜひご参加ください。

■日時 2023年2月24日(金)20時~21時30分
■テーマ 「メンタルダウン」について考える
■ZOOMによるオンラインイベント
■参加費 無料
■お申込み Facebookイベントページ または ピーティックス

第28回人生の学校 「メンタルダウン」について考える
渕脇 毅さんが金曜日, 2月 24 2023に開催するイベント
第28回人生の学校  「メンタルダウン」について考える
■「メンタルダウン」ついて考える生きていると、メンタルを削られてしまうことがあります。仕事が忙しかったり、自信を失ったり、プレッシャーをかけられたり、尊厳を傷つけれたり。そのような... powered by Peatix : More than a ticket.

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