昨日の記事で、筋トレの効用として、身体の余裕と精神的な余裕を生み出す、というお話を書きました。
筋トレには、他にもたくさんの効用があって、その一つが、「身体を温める」ということです。
冷え性の原因
人間は恒温動物と言って、体温を一定の温度に保っています。
人によって多少の違いはありますが、36℃前後ですよね。
ところが、多くの場合、外気温をこれよりも低いわけです。
特に冬になると、この差が大きくなります。
外気温との差が大きくなると、熱量をどんどん奪われてしまうことになります。
そこで必要になってくるのが、体内にある熱源です。
そして、この熱源として重要な働きをしているのが筋肉なのです。
女性に冷え性の人が多いのは、男性に比べて身体が小さく、筋肉量も少ないからです。
さらに、体重も軽いことから、筋肉が発生する熱量がどうしても少なくなります。
こうなると、一定の体温を保つことが難しくなってしまい、身体の細い部分からどんどん熱を奪われて行ってしまうのです。
筋トレは熱を発生させる
筋トレをすると、筋肉量が増えます。
さらに、筋トレ自体が熱を発生させます。
筋肉量が増えることによって、また、定期的に筋トレをすることによって、身体が熱を発生させやすくなり、冷え性の改善に効果的なのです。
身体を使ってみればわかりますが、身体が内側から熱くなるのがわかると思います。
寒い冬でも、運動をすることで汗をかきますよね。
汗というのは、身体の表面を濡らすことによって、気化熱によって体を冷やす効果があります。
体温を一定に保つために、上がりすぎた体温を冷ます効果があるわけです。
それくらい、運動によって体は熱を発生させるということです。
冷え性に悩んでいる人は筋肉量が足りない
以上のように、冷え性で悩んでいる人は、筋肉量が足りない傾向にあります。
何をやるにも、肉体労働が基本だった時代に比べて、現代は便利になりすぎました。
掃除もお掃除ロボットがやって、買い物も車で買い物にいったり、通販で済ますなど、身体を使うことが本当に減りました。
こうなると、冷え性の人がどんどん増えるのです。
人間の身体は動くようにできています。
諦めて運動をしましょう。
まとめ
冷え性の人は、筋肉量が少ないのです。
筋肉量を増やして、熱を発生させやすい身体を作る必要があります。
筋トレは冷え性対策に効果的なのです。
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