悩んだら言葉にしてみるといい

日記帳と万年筆 心理カウンセリング
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人間の頭は常に何かを考えている。
考えずにいはいられない。
ある考えが浮かんだかと思えば、次の瞬間には別のことを考えている。
そして、何を考えていたのかなんてすぐに忘れてしまう。
そういう状態がずっと続いているので、いつも頭の中が混とんとしている。
私の頭の中も、常に混とんとしている。
ただなんとなくその時の感情だけを覚えている。

自分が何を考えているかをしっかりと意識したいのであれば、言語化して残しておく必要がある。
言語化した瞬間に、自分のぼんやりとした思考の輪郭がはっきりと意識できる。
自分が何を考えていたのかが理解できるようになる。
言語化することの重要性はそこにある。
モヤモヤとした何とも言えない感情に言葉を与える時、その感情をはっきりと認識できるようになる。

カウンセラーと話をするとき、カウンセラーに自分の悩みを打ち明けるには言葉で伝える必要がある。言語化する必要がある。
自分のモヤモヤとした感情を言語化しなければ、カウンセラーに伝えることができない。
その言葉を自分の口が発した時に、自分が何を考え、何に迷い、何を恐れていたのかを理解できる。
それが、会話の効果なのだ。

会話の相手がいない場合は、文章化してみるのも良い。
メモを残す、日記を書く、ブログを書く、なんでもいい。
自分が何を考えて、どんな感情を抱いているのか。
それを言葉に換えることによって、自分の思考と感情の輪郭がはっきりとする。
それを残すことができるようになる。
後から読み返して反芻し、それを元に思考を広げていくことができる。

すっきりとしない思考が自分の頭の中に渦を巻いているようなときには、言語化してみるといい。
言語化して輪郭をはっきりとさせ、頭の中を整理することで、自分を理解することにつながる。
そこからまた次のアイディアが生まれる。
言葉の持つ力はバカにできない。

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