カウンセリングとコーチングの違い-本質的な違いはない

コーチング 心理カウンセリング
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カウンセリングとコーチングって何が違うのか?
僕の個人的な意見としては、同じだと思っている。

クライアント自身も気がついていないような、心の奥底に眠っている「想い」みたいなものを丁寧に引き出して言語化して、それを実現するためにどこから手をつければよいか、現実的にできることは何かを話し合い、実行していくにあたっての心理的障壁を取り除き、先入観や思い込みを外し、背中を押し。。。ということを繰り返しながら、伴走することだと思う。

ただ、なんとなく、世間的にはこの二つの言葉に抱くイメージが違うだけだと思う。

カウンセリングは、
メンタルダウンした時に受けるもの。
過去の問題、すでに起きてしまったことに対処するもの。
精神疾患を患った時に、その治療の一環として受けるもの。

というイメージがある。

これに対して、コーチングは、
実現したい目的を達成するために受けるもの。
将来の問題について対処するもの。
健康的で前向きな、やる気に満ちている人が受けるもの。

というイメージがあるよね。

じゃあ、その境目はそんなにはっきりしているのかというと、実はそんなことはないわけです。
メンタルダウンした状態から、将来の希望に向かおうとする人は多い。
心理的障壁があるから先に進めない人は多いし、その心理的障壁は、過去の辛い経験が原因になっていることはよくあることだと思う。

両者の境目は実に曖昧だし、連続している。
なので、両者には本質的な違いはないと考えている。

大切なのは、クライアントの心に寄り添い、クライアントが心から望む状態に近づけるように支援をすることなのではないだろうか。

カウンセリングは、決して精神疾患の治療の一環としてだけではなく、より良い人生を歩いていくために受けてほしいと思う。
そういうイメージが、もっと世の中に広まることを切に願っている。

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