今、なにかと気になるワード、「パラレルキャリア」とか「副業時代」とか、よく見聞きするよね。
私の友人の安斎輝夫さんが毎月開催しているサードプレイスラボにて、まさに、パラレルキャリア時代を実践している方のお話を聞けるとあって参加してきた。
お話をしてくださったのはサラリーマンをしながら、中小企業診断士としても活躍する堀口英太郎さん。
ちなみに、サードプレイスというのは、家庭でも職場でもない「第3の場所」という意味で、サードプレイスを持つことによって、いろいろな人たちと交流を持つことができて、人生を豊かにしてくれる場所のこと。
堀口さんも、サードプレイスをとても大切にしているのだ。
実際に、ご自分で読書会を主催したり、様々イベントにも積極的に参加しておられる。
堀口さんのお話から、僕が気になったことをいくつかピックアップしてお伝えしようと思う。
一度きりの人生を楽しみたい
堀口さんは、サラリーマンをしながら3年かけて中小企業診断士の資格を取った。
どうして、働きながらそんな大変な資格を取得しようと思ったのか。
それは、一度きりの人生を楽しみたいと思ったから。とのこと。
ずっと一つの会社にいると、会社の常識がすべてになってしまう。
それではつまらないと。
確かに、その感覚はよくわかるよね。
僕もかつて、サラリーマンをしていたころに、そういう感覚を持ったことがある。
世の中には、いろんな人がいるし、いろんな世界がある。
その世界を知ることはとても大切だと思う。
しかし、それにしても、忙しい仕事の合間を縫って資格試験に挑むのはすごいことだと思う。
人とつながることが大切
子どものころは人見知りだったという堀口さんだけれども、今では、どこでも気軽に声をかけるようになったとのこと。
講演会や勉強会で隣に座った人など、ちょっと気になる人がいれば気軽に声をかける。
Facebookなどでも著者や有名講師など、会ったことがない人にも積極的にメッセンジャーで連絡を取る。
この積極性が、僕自身には一番足りないところ。
これを見習いたいと思った。
人見知りだった堀口さんが、どうしてこんなに積極的に人に声をかけるようになったのか。
その秘密をお伺いしたのだが、これをここに書くのは控えておこうと思う(笑)
オフレコということで。
堀口さん曰く、うまくいかなくて当たり前だけど、うまくいくこともある。
うまくいかなくて当たり前だと思っていれば、例え断られたとしても気にならない。
そんなお話をされていました。
こうやって、チャンスの種をたくさん集めておられるんだろうと思った。
僕が一番、学ばなければいけないところだ。
貢献を起点とした行動をする
堀口さんはかつて苦しい時があったとのこと。
その時に、本に救われたと。
この苦しい時に読んだ本から、自分のことばかり考えているのではなくて、人に貢献をする、貢献できる、そんな生き方をしようと思ったとのこと。
これによって、堀口さんは復活する。
そして、中小企業診断士の資格取得へとつながっていく。
確かに、困っている誰かの力になる、ということは自分を豊かにしてくれる。
この時に自己犠牲になってはいけないだけれど、真の意味での貢献は自分も幸せにしてくれる。
「情けは人のためならず」というのは、まさしくこういうことを言うのだ。
本に救われたという思いがあるから、読書会を主催して、いろいろな人と本の良さを分かち合っているとのこと。
この活動も、貢献を起点にした行動の一環なんだろう。
少しでも住みやすい社会を作りたい
次世代に対して、この社会を少しでも住みやすいものにしたい、とのこと。
これは、まったく僕も同じ意見で、この社会を安心して暮らせる社会にしたいと思っている。
そのために、堀口さんは創業支援を軸に、中小企業診断士として様々な人の支援をしている。
特に感心したのは、福島の復興支援をしているということ。
まさに、貢献を起点とした活動をされているのだ。
まとめ
たった一度の人生を楽しみたい。
貢献を起点とした行動をする。
少しでも住みやすい社会を作りたい。
そういう思いのもとに、サラリーマンと中小企業診断士の仕事を融合させている堀口さん。
そのエネルギッシュな活動に刺激を受けた。
忙しく活動されているのだけれども、そこにギラギラしたものがなく、自然体やっている感じがするところもまた、素晴らしいと思った。
とてもいい刺激をいただきました。
堀口さん、ありがとうございました!
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