これからの時代のキーワードは多様性-みんなちがってみんないい

街中 後ろ姿 マインドセット
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街中 後ろ姿

人間というのは複雑な動物で、その人の能力や価値をきちんと数値化することはできない。
にもかかわらず、小学校から大学まで、成績表というのものがあって、そこでは人の能力が表されてしまうような錯覚を持ってしまう。

これが、人生の初期の段階で行われることは、その後の人生において害悪でしかないのではないか、と僕は考えている。
このシステムを、もう少し考えることはできないのだろうか?

もちろん、客観的に自分の特徴を知るということは必要なのかもしれないけれど、子ども時代の本当にプリミティブな時期に、学校の先生の主観でもって、様々な評定がされてしまうことに、もうちょっと慎重になったほうがいいのではないかと思うんだよね。
これは、心理カウンセラーとしての僕の意見なんだけれども。

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セルフイメージに縛られる人たち

僕もそうだったからよくわかるんだけど、セルフイメージに縛られてしまう人たちというのがかなりいる。
自分のセルフイメージを壊したくなくて、そこにこだわっているうちに、それが行動を制限する足かせになっている。

では、そのセルフイメージというのは、どうやって構築されていくかというと、子ども時代に親を含めて大人たちから言われたことがかなり影響していると思う。
その中でも、教師に言われたこと、ましてや、成績表に書かれたことというのはかなりの影響力を持つ。

本来なら、セルフイメージなんてどんどん壊していけばいいんだけれど、それを意識でいていない人たちもたくさんいて、そういうものに人生が大きく左右されてしまう。
もちろん、それも含めての人生だ、と言ってしまえばそれまでなんだけれども、だからと言って、この問題をないがしろにしていいとは思えない。

日本の若者が、諸外国に比べて自信が無かったり、将来に対して夢や希望を持っていなかったり、という傾向があることは色々なデータから明らかになっている今、その原因を追究して、改善していくことに真剣に取り組んだほうがいいと思うんだ。

これからは多様性の時代

多様性、ダイバーシティなどという言葉が、数年前からクローズアップされてきている。
この流れは、今後も加速してくだろう。

多様性なんだから、一つの価値観で縛ることはできないわけで、成績表の在り方についても考え直さなければいけないのではないか。

評価軸が沢山あるし、視点が変われば評価も変わってくる。
ということは、評価者によって評価が変わるのは当たり前のことなのだから、担任の先生が子どものすべての面をきちんと公正に評価できるはずが無いし、それを教師に求めるのも無理がある。

だからこそ、システムとして見直す必要があるのではないかと思うんだよね。
ある一つの価値観を押し付けるような教育は間違えているんじゃないかなあ。

教育に自由度を持たせたほうがいい

多様性の時代というなら、教育にもっと自由度があってもいいように思う。
日本の場合は、年齢でもって、みんな同じ教育を受けなければいけない。
それが平等だと捉えているようだけれども、それは本当に平等なんだろうか?

学校のカリキュラムが早すぎて取り残されてしまう子もいれば、遅すぎて退屈する子もいる。
どちらにしても、それは不幸だと思う。

ついていけない子でも、その子のペースに合わせてあげるだけで、たくさんの知識を得ることができるかもしれない。
退屈な子にはどんどん、先に進ませてあげれば、とんでもないところまで行ってしまうかもしれない。

そして何よりも、ああ、自分のペースでいいんだって思えるようになる。
自分は自分のやり方で生きていけばいいんだっていう感覚を身につけることができると思うんだよね。
そして、自分の居場所は必ずどこかにあるんだっていう感覚になるんじゃないかな。

みんなちがってみんないい

金子みすゞの詩じゃないけど、みんなそれぞれに得意なことがあって、そういう多様な人たちが集まって社会を作っている。
それが社会というものなんだから、人それぞれ、自分の居場所を見つければいいだけのことだ。

ところが、「学校に行かないと社会性が身につかない」とか言われて、「社会性が身につかないと生きていけない」というイメージを植え付けてしまうのはどうなんだろう?

学校に馴染めなくて、不登校になった子どもは、将来に対してものすごく不安な気持ちを抱くし、親も不安になる。
でも、みんな違っていいんだから、学校に馴染めない子がいたって別にそれでいいわけで。

もっと言うと、自分らしく、ありのままの自分でいたっていいわけで。
それが多様性というものだと思うんだよね。

 私と小鳥と鈴と   金子みすゞ

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のやうに、
地面を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。

ありのままでいい

あなたはあなたのままでいい。
そのままでいていいんだってことだよね。

こうあらねばならない。
今のままではだめだ。
もっと成長しなければ。

そんなこと、考える必要は無いんだ。

もちろん、今の自分に不満で「もっとこうなりたい」という目標を追いかけるのもまた、その人の自由だ。
だから、自由でいいんだ。

セルフイメージなんて自由に壊していいんだし、周りの人と同じようにしなくてもいい。
自分の良さを生かせる場所を探して、そこで自由に暮らせばそれでいいんだ。

まとめ

これからは多様性の時代。
世の中には多様な価値観があり、それを受け入れる懐の深さがある。
その深さを信じて、自由に生きていこう。

誰かの価値観に沿って、それに合わせていく必要は無いんだよ。

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