自分の強みは、自分ではよくわからないもの。
自分の強みって、自分にとってはいつも自然に行っていることなので、それができない人の気持ちはよくわからない。
それって、みんなできるんじゃないの。
そんなに、特別なことじゃないでしょ。
なんて思っている。
だから、誰かに褒められた時というのは、「自分の強みを教えてくれている」と考えよう。
それはとてもありがたいことなので「ありがとう」とお礼を言おう。
「そうか、それが自分のいいところなんだ」と認識しておこう。
自信がない人は素直に受け取れない
かつて僕も、自信がなかった。
だから、誰かから褒められても、それを素直に受け取れなかったんだ。
「いやいや、そんな大したもんじゃないですよ、自分なんて。」
「そうはいっても、社交辞令でしょ。」
「買いかぶりすぎだよ。」
あの人は、自分のことを高く評価してくれているけど、本当の自分はそんな大したものじゃないんだよなあ。
そんな感じなんだよね。
自信がない人って。
自信を育てるために意識的に受け取る練習をする
自信がない人ほど、自分の長所や強みを知らない。
なぜなら、誉め言葉をちゃんと受け止めてこなかったから。
自信がない人におすすめなのは、誉め言葉をきちんと受け取るようにすること。
それは、意識的にやらないとできるようにならない。
まず、手始めに、過去に褒められたことやうまくいったことを思い出してみよう。
その時に、自分がどのように受け取ったのかを振り返ってみるのもいい。
そして、もう一度、しっかりと受け取ってみるのだ。
意識的にね。
そして、これからはちゃんと受け取ろうと決める。
長所や強みを教えてくれた人に、感謝の意を表すことを忘れないように、意識的に受け止めるんだよ。
その積み重ねによって、自分の強みがだんだんとわかるようになってくる。
強みがわかるようになってくると、おのずと自信が身についてくるんだ。
自信がない人は褒められてこなかった人
自信がない人って、子どもの頃にあまり褒められたことがない人だ。
いつも、できていないこと、ダメなところばかりを指摘され続けた人。
もっとこうしなさい。
そこがあなたのダメなところ。
○○ちゃんはできているのに、あなたはダメね。
そんなことでは、将来が心配。
などなど
そんな言葉ばかりを浴びせられていると、自分はダメな奴なんだというセルフイメージを作ってしまう。
一度セルフイメージができあがってしまうと、そのイメージに合った言葉しか受け取れなくなるんだ。
そうなると、誉め言葉は受け取れなくなって、自分を批判する言葉ばかりが気になるようになる。
そして、ますます自分はダメな奴なんだというセルフイメージが強化されていく。
これは良いことではないよね。
負のスパイラルから抜け出そう
これはまさに、悪循環。
負のスパイラルなんだよね。
そういう悪循環から抜け出すには、かなり意識的にやらないとダメなんだよね。
意識的に、誉め言葉をどんどん自分に染み込ませていかないと。
だから、自分に自分の良さを教えてくれる人はとても貴重なんだ。
そういう人に、感謝の意を表そう。
「ありがとうございます。」と言って、ありがたくその言葉を受け取るんだ。
そして、自分の中で何度も何度も反芻するんだ。
自分の強みはこういうところなんだって。
紙に書いて目につくところに貼っておいてもいいし、一日に一度、必ず思い起こして復唱してもいい。
それくらい意志的にやると、少しずつ自信が持てるようになってくる。
まとめ
自分の強みは、自分ではわかりにくいものだ。
特に自信がない人にとってはなおさらだ。
自分の強みを知るには、褒められた時に、その言葉を意識的に受け取るようにしよう。
それを続けていくことによって、自信を持つことができるようになるし、自分の強みがわかるようになる。
自分の強みを知っているということは、良い人生を歩くためには、とても大切なことなんだよ。
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