「あなたは、どんな人生観を持っていますか?」
こう聞かれて、あなたはすぐに応えられるだろうか。
人生観って、あまり普段は意識ていないと思う。
でも、必ず何らかのイメージを持っているはずだし、実は、人生に大きな影響を与えているのがこの人生観というやつで、人は、その人の人生観通りの人生を送ろうとする。
人生に大きな影響を与えている「人生観」について、意識したことがないというのは、とても危険なことではないかと思う。
この記事を読んでいるあなたには、ちゃんと考えてほしいと思う。
苦しい人生観を持っていると苦しい人生を歩む
僕は、うつ病になる前は、徳川家康の人生訓の最初に出てくる言葉、
「人生は、重き荷を背負いて遠き路を行くがごとし」というようなイメージを持っていた。
どうしてこんなイメージを持ってしまったのか。
おそらく、親の影響だろうと思うし、もしかしたら、当時の社会の影響かもしれない。
とにかく、まじめにコツコツと堅実に一歩一歩歩いていく。
人生は辛いことの連続だけれども、それに耐えつつ、歩いていくものだ。
そんなイメージだ。
僕が30歳の頃、当時勤めていた職場に、短大を出たばかりの女の子が入ってきて、その子が「人生はゲームですよね」って言っていて、僕はそれを聴いて、「人生はそんなに甘くないよ!」って思ったんだよね。口には出さなかったけど。
それで、その3年後ぐらいにうつ病になってしまって。
うつ病になって気がついたのは、ああ、「人生は辛いものだ」と思っていたから、辛い人生を選択してきて、その結果、うつ病になったんだって気がついた。
「人生はゲーム」くらいのイメージだったら、もっとワクワクして生きられただろうし、人生の節目節目の選択において、ワクワクするような楽しい道を選んだだろうし、そのほうが楽しい人生になるんだろうなって思った。
人生観に正解はない
どんな人生観が正解かなんて考えても意味は無い。
そもそも、人生観に正解などというものは存在しないんだから。
だったら、どんな人生観を持てば、人生を楽しめるか、幸せになれるか、そう考えて、自分がワクワクするよな人生観を持ったほうが良い。
そんな風に僕は思うんだけれど、あなたはどう思うだろうか?
辛い人生観を持っていると、辛い人生を歩くようになる。
ワクワクするような人生観を持っていると、ワクワクするような人生を歩くようになる。
ゲームのように楽しいと思っていると、楽しい人生を歩くようになる。
あなたの人生観が、あなたの人生を決める。
自分の人生観を確かめてみよう
おそらく、多くの人は、自分がどんな人生観を持っているかなんて、意識したことが無いと思う。
でも、これはとても大切なことなので、明確に自覚したほうが良い。
だから、この記事の冒頭の質問、「あなたはどんな人生観を持っていますか?」に応えてみてほしい。
そして、その人生観でいいのかどうかを自問してほしいんだよね。
もし、そんな人生は嫌だなあ、っておもんだったら、じゃあどんな人生にしたいのかってことを、明らかにしてほしいんだよね。
どんな人生、どんな生き方をしたいのかってこと。
今の僕は、「人生は冒険だ」って思っている。
人生って、どんな人にとっても一度きりで、何をやるにしても初めてのことばかりなんだよね。
未知の世界を常に歩いているわけだ。
冒険だから、やりたいことにどんどんチャレンジしてみるといいと思う。
もちろん、それで痛い目に遭ったり、辛い思いをするかもしれない。
それに、初めての道を行くのはちょっと怖い気もするよね。
でも、冒険だからね。
ちょっと怖い経験もまた、ワクワクする感じがするでしょう?
少なくとも、苦役、というイメージじゃないよね。
何度も書くけど、人生観に正解はないので、自分なりの人生観を持っていい。
だからこそ、自分の人生が楽しくなるような、そんな人生感を持てばいいのだ。
まとめ
人は、自分の人生観通りの人生を歩く。
そして、人生観に正解はない。
だったら、自分が満足するような、そんな人生感を持ったほうが良い。
あなたの人生観はどうですか?
どうせ一度きりの人生だから、人生を楽しんだほうが良いよね。
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