僕はもうすぐで56歳になるんだけども、
この歳になって改めて思うことがある。
人生ってさ、失敗しないように安全策をとりながら生きていくんじゃなくて、やりたいことをやるために生きていくのが楽しいよねって話。
失敗しないことを目指すより、楽しいことを目指したほうが面白い。
これはもう、当たり前すぎる話なんだけど、こと人生になるとこれができない人が多い。
なんでだろうなあ、って思う。
学校の勉強って何のためにやるんだろう
子どものころに一度は疑問に思ったことがあると思うんだけど、学校の勉強って何のためにやるんだろうか?
そういう疑問を持った時に、大人たちになんて言われた?
先生や親になって言われた?
失敗しないために。
とか言われなかったかなあ?
人生のイメージ
将来の目標とか、夢なんて、小さい子供にはよくわからないよね。
だからさ、スポーツ選手とか、アイドルとか、最近ならユーチューバーとか。
自分たちが知っているものの中から選ぶよね。
でも、なれる確率は低そうなものばかり。
大人はそれを知っているから、そんな夢みたいなこと言っていないで、ちゃんと勉強をしなさいというわけだよ。
「なんで勉強しなければいけないか?」
と、問うと、
「将来のため。」
「将来苦労しないため。」
「失敗しないため。」
「ちゃんとした大人になるため。」
などと答える。
「勉強したくない。メンドクサイ。」
とか言うと、
「嫌なことでもできるようになるのが大人になることだ。」
みたいなことを言われる。
だから、失敗しないために、嫌なことでもできるようになるために、学校に行って勉強をする。
それが「人生のイメージ、大人のじめーじ」になるんじゃないかな。
それで、結局、
「失敗しないために、好きでもない仕事を嫌々ながられでも、やらなければいけないことをこなしていく人生。」
を歩くような人が大量に生み出されるのではないだろうか?
夢を追いかけさせてみればいいのでは?
失敗してもいいから、子どもには夢にチャレンジさせてあげればいいと思うんだけど。
ユーチューバーになりたいなら、やらせてみればいいと思う。
そうすれば、どれくらい大変なことかを身をもって知ることができる。
感覚的にわかるようになるよね。
自分がやりたいことを追いかける楽しさとか、うまくいかない辛さを味わうことは、学校の勉強をするよりももっと大切なことだと思う。
人生なんて、そもそもそんなものでしょう。
うまくいかないことばかり。
それでも楽しく生きていくにはどうすればいいかを、体験的に学んでいくことが大切なのではないだろうか?
その中で、自分から納得して勉強にいそしむのであれば、それはそれで一つの道だし。
勉強がどうしても苦手なら、別の手を考えればいいだけのことだし。
動画の撮り方や編集方法を学ぶのも、数学を学ぶのも、どちらも同じくらい価値があると思う。
そこに優劣はないと思うんだよね。
あとは、本人がやりたいと思うかどうか、そこが大切なんだよ。
やりたいことをやろう
やりたいことをやる時と、やりたくないことをやる時と、どちらがエネルギーが出る?
こんな質問は愚問だと思うけど、当然、やりたいことをやる時のほうがはるかにエネルギーが出るようね。
これに異論はないだろう。
だから、やっぱりやりたいことをやった方がいいんだよ。
失敗を避けるためにやるのではなくて、やりたいからやる、という姿勢が大切なんだ。
やりたいことをやっている時って、とても生き生きとしているよね。
生きているなあ、って感じがするよね。
そういう感じを味わうことが、人生の醍醐味だと思うんだよね。
まとめ
失敗を避けるために、やりたくないことを我慢してやる人生なんて楽しいの?
それでいいの?
やりたいことをやろうよ。
たった一度しかない人生なんだよ。
人生の醍醐味を味わおうよ!
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