教育の目的は自尊心を育てること

肩車父子 子育て・教育
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肩車父子
Kelli McClintock

ここの所、虐待の話題とか、引きこもりの問題とか、新幹線の車内で起きた無差別殺人の犯人の父親について書かれた記事とか、日本の若者が他国の若者に比べて自信が無かったり、将来に希望を見出せなかったり、日本の若い年代の人たちの死因のトップが自殺だったりとか、もろもろの状況に対して、憂いている。

さらに、自分が若いころの記事をnoteに書いていて、その当時のことを振り返っていたりしているので、さらに「教育」というものが気になっている。

もちろん、教育に関して言えば世界中でこの問題に取り組んでいる専門家は沢山いて、どんな教育方法がいいかについては、これからも議論が続いてくだろうし、研究が進められていく重要な分野であることは間違いない。

自分が心を病んでからこっち、他人の心理に興味を持っていろいろと勉強してきたし、カウンセリングもして、いろいろな悩める人の話もたくさん聞いてきた。
そのうえで、やっぱり「教育」って大事だなあって改めて思う。

その人の人格形成や、人生観、仕事観に大きく影響を及ぼす。

ここからは僕の考えなんだけれども、教育で一番考えなければいけないのは、自尊心を育てること。
そして、どのような世界観、人生観、仕事観を持ってもらうか。ということが大切だと思うんだよね。

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親の期待通りに育てるのは間違えている

子どもが生まれると、親は子どもに対していろいろと期待したり、夢を見たりする。
そして、その期待通りの人に育てようとする。
先日ブログに書いた、「立派な人に」なるように育てる、というのもそうだよね。

厳しく育てられた人は心を病んでしまう可能性が高い
心病む人の中には、厳しく育てられたという人が本当に多い。子どもを立派な人に育てようとすればするほど、子どもは自信を失っていく。そして、ストレスを抱え込み、心を病んでしまうのだ。

でも、それって、親のエゴだと僕は思っている。

子どもの人生は子どものものであって、親のものではない。
だから、子どもはなりたい自分になろうとすることが一番いいし、本人にとって幸せなことだと思う。

それを、親のエゴによって捻じ曲げられてしまうのは、違うと思うんだよね。

親はサポート役でしかない

もちろん、子どもの年齢によっては、いろいろと教えなければいけないこともある。
でも、子供の成長に合わせて、子どもに対する接し方を変えていく必要がある。
いつまでも、ああしなさい、こうしなさい、と命令ばかりではだめなんだよね。

自分から人生を選択して、自分の力で人生を切り開いていくことができるようにする。
そうすれば、自分で勝手に成長していく。

親は子どもの背中を押すことはあっても、自分が先に立って先導することはない。
なぜなら、子どもは子どもの人生を生き、やがて親とは違う道を歩き始めるものだから。
いつまでも先導していると、自分の本当に生きてみたいと思う道から逸れていってしまう可能性がある。

社会は広いということを教える

人生にはいろんな選択肢があって、どんな道を歩いてもいいということを教えたい。
学校だけが世界じゃないし、正社員だけが正しい生き方でもない。

いろんな選択肢があって、どんな人生を選んでもいいんだってことを教えることが大切だと思う。

今の教育は、協調性をとても重要視する。
協調性はとても大切だけれど、それだけでは苦しくなる。
狭い世界で協調性を求めすぎると、自由度がなくなりストレスがたまるのだ。

そして、そういう狭い世界の中にいるといじめが起こるようになる。

学校と家庭だけの世界観しかなければ、そこに馴染めない場合に逃げるところがない。
そういう環境で協調性を要求すれば、自分を捻じ曲げて環境に合わせるということを覚えてしまう。

しかし、学校と家庭だけが世界ではない。
自分に合った場所を探せばいいのであって、自分を捻じ曲げる必要はない。
そういうことも教えておく必要があると思うのだ。

人生は死ぬまで学びの場

自分の人生は自分のものであって、誰のものでもない。
自分が好きなように生きていっていいのだ。

好きなことを追求していく過程において、他人と協力することや、助け合うことなどを覚えていく。
そのほうが、好きなことを追求しやすいからだ。

さらに、恋愛をする、結婚をする、子育てをする、病気をする、老いる。
すべてのステージにおいて、人は色々なことを学び、成長を続けてく。

自分で自分の人生を切り開いていく過程が全部学びの場なのだ。
教育は、子ども時代だけで完結する話ではない。

だから、子どもを完成された人間に育てようなどと思うこと自体が無理な話なのだ。
もし、そんな風に考えているなら、それは親の驕りというべきだろう。

子ども自身の立場に立って考える

子どもに対して、どのような教育をするのか。
それを考えるうえで必要なことは、子どもの立場に立って考えるということ。

親の目線や先生の目線で考えてはいけないのだ。

親が考える理想の人生が、子どもが考える理想の人生なのか。
親の不安を解消させるために、子どもに対して厳しく当たっていないか。
立派な人に育てたいと思ているのは親なのか、それとも本人が立派な人になりたいと思っているのか。

つねに、そのことを意識しておいてほしい。

子どもが大きくなるころには、社会情勢が変わっているかもしれない。
子どもには子どもの世界がある。

子どもに対して生きる希望を与えよう

教育で一番大切なことは、自尊心を育てること。
生きる希望を与えること。
それさえあれば、何とか生きていけるし、自分で自分を育てるようになる。

自分で学びたいことを学び、自分で人生を切り開いていく。

親はただ、それを守るだけでいい。

親のエゴで、親が望むような人に育てるのは間違えているのだ。

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