幸せとは何か

肩車父子 エッセイ
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人は、幸せを求めて生きている。
でも、幸せとはどんなものなのか、その定義は人によって違うだろう。

お金を稼ぐこと。
有名になること。
やりたい仕事をすること。
趣味に没頭すること。
欲しいものを手に入れること。
大きな家に住むこと。
愛する人と一緒に生きること。

でも、欲しいと思っていたものを手に入れたのに、幸せを感じられなくなるということは多い。
他人が羨むような環境にあるのに、本人は幸せを感じられることもある。
反対に、今まで気がつかなかった、当たり前だと思っていたことに幸せを見出すこともある。
どこにでもある、ごくごく普通の当たり前の中に、他には代えがたい幸せがあることがある。

幸せとは、「幸せだなあ」という感覚を感じることだと思う。
幸せとは感覚。
幸せを感じる感度を上げていくと、あちこちに幸せがたくさん転がっていることに気がつくようになる。
すでに自分は幸せであるという事実に気がつくことがある。

幸せな人というのは、幸せの感度が高い人のこと。
その感度は、自分で上げていく事ができる。

幸せを感じようとすることで、幸せの感度が上がっていく。

季節が巡っていくこと。
朝日が昇ってくること。
電車が時間通りに来ること。
雨風をしのげる家があること。
温かい食事を摂ることができること。
コンビニの店員と笑顔で話ができること。
誰かが家で待っているということ。

日常のありふれた出来事に、幸せを感じることができれば、その人は本当に幸せな人なんだと思う。

幸せとは特別なことじゃない。
いつも身の回りに転がっているもの。
それを感じられるかどうかの問題なんだと思う。

さあ、幸せの感度を上げていこう。
そうすれば、自分が幸せであることを感じられるようになるよ。

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