私は整体師として、身体の健康を支える三本柱の話をいろいろなところでしている。
身体の健康に必要な三本柱とは、運動、栄養、休養だ。
この三本をしっかりと建てることで、身体の健康を支えることができる。
そして、心理カウンセラーとしての僕は、心の健康においても、この三本柱に相当するものがあると思う。
それは、やはり、運動、栄養、休養だと思っている。
運動
心の健康に必要な運動とは、文字通り身体の運動と、心の運動だ。
身体の運動は、脳を健全に保つために必要だ。
うつ病の治療にも、運動が有効であるという研究結果もある。
運動することで、脳に新鮮な血液と必要な栄養素を運ぶことできるし、身体が疲労することで、質の良い睡眠をとることができるようになる。
また、気分転換、リフレッシュになるし、動的瞑想にもなる。
定期的に運動することは、心を健全に保つためにとても重要なのだ。
さらに、心の運動も必要だと思う。
ある意味で、心を鍛えることがとても大切だと思うのだ。
好きなことを見つけてのめり込むとか、新しいことを始めるとか、勉強をするとか。
いつもとは違う視点でものを見てみるとか。
こういう精神活動はとても大切だ。
生活の中に、ある程度の刺激を入れていくことは、心を健全に立つためには必要なことなのだ。
栄養
こちらも、身体的な意味での栄養もとても大切だ。
脳を健全に保ち、脳の働きを健全に保つために、必要な栄養素は摂取しなければならない。
現代人は手軽に入手できる食べ物が豊富なために、つい、栄養のバランスが崩れがちだ。
手軽に入手できる食べ物は糖質に偏っていることが多い。
このため、カロリーは十分に足りているのに栄養素が足りていないという「質的栄養失調」に陥りやすい。
カロリーは足りているから、自分が栄養失調状態にあるということに思い至らない。
認識がないから、改めようともしない。
こういう人は多いのではないだろうか。
この、質的栄養失調によって脳の働きに支障が出て、精神的に不安定になったり、自律神経のバランスが崩れいているような人も見られる。
バランスのとれた食事は、精神状態にも影響するのだ。
また、心の栄養、という意味でも、心に良い活動をすることが大切だ。
良い音楽を聴く、芸術や自然に触れる、心を許せる人と一緒に過ごす時間をつくる、一人で自由になれる時間を作るなど、心が豊かになれる活動をすることが大切だと思う。
休養
身体的な休養は、心の休養にもダイレクトに効いてくる。
身体が疲れていては、柔軟な思考はできないし、将来に対して明るい展望を持つことは難しいだろう。
身体を休めること、その中でも、特に睡眠は大切だ。
良い睡眠をとれるように、日々の暮らしを調整することをお勧めする。
適度な運動をして、入眠前の時間をリラックスして過ごし、良い気分で寝床に就くことを心がけると良いだろう。
また、休日をしっかりと取り、身体を休めることも大切。
整体を定期的に受けるのも、一つの対策として有効だと考える。
また、心が疲れたら、カウンセリングを受けてみるのもよいだろう。
カウンセリングは、心を病んだ人だけが受けるものはない。
心が病む前に、定期的に受ける方がその効果を実感できる。
日々、頑張っていると心も疲れる。
心の疲れをとることも大切なのだ。
まとめ
心の健康にも、身体の健康と同様に、健康を支える三本柱が必要だ。
一度健康を損なうと、いろいろと厄介なことになる。
やはり、予防が一番大切なのです。
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