やらなければいけない事があるのに、なかなか行動に移せない。
そんな時ってありますよね。
私も、良くあります。
じゃあ、そんな時にはどうすればやる気が湧いてくるのでしょうか?
その辺を考えてみたいと思います。
行動に移すとやる気が湧いてくる
ちょっと、逆説的に聞こえるかもしれませんが、人間のやる気は、行動を起こすことによって喚起されることがあります。
一般的には、やる気が起きるから行動すると考えられていますよね。
やる気が先で、行動が後。という感じです。
もちろん、このパターンが多いのは事実ですが、人間の心理は不思議なもので、逆のパターンも良く見られます。
それは、行動が先でやる気が後、ということです。
すなわち、行動しているうちにだんだん気持ちが乗ってくる、というパターンです。
「気分が乗らなかったのだけれど、無理やり始めたら途中から集中して意外とできてしまった。」
という経験はないですか?
おそらく、多くの人が経験していることだと思います。
この現象を利用することで、やる気を喚起することができます。
手始めに少しだけやってみる
やる気が起きなくても、ほんの少しだけ行動をしてみることが大切です。
例えば、勉強だったら、机に座るとか、教科書を開いて一行目を読むとか、なんでもよいのです。
運動であれば、着替えるとか、靴を履く、とか、それだけでもやってみるのです。
この、最初の一歩を踏み出すという行為が、やる気を喚起するのです。
スケジュールを決めて淡々と行動する
やる気が満ちてくるまで待っていると、なかなか行動に移せない場合は、スケジュールを決めてしまって、時間が来たらやる気があろうがなかろうが淡々と行動をしてみるというのも良いと思います。
やっているうちに、気分が乗ってきて、時間通りに終わることができるようになります。
仕事をしているところを思い出してみればわかると思いますが、始業時間が来たから仕事を始めるというとき、いつもいつもやる気に満ちているかと言えば、そうではありませんよね。
時間が来たから始めるわけです。
気分転換を定期的に取り入れる
人間の集中力は長くは続きません。
30分程度が限界であるという説もあります。
これについても、スケジュールを決めて、30分毎に5分の休憩をはさむ方法があります。
これは、ポモドーロテクニックと名前がついています。
時間を決めて気分転換をすることによって、集中力を保つことができるのです。
この時に、脳に新鮮な血液が回るようなことを意識すると良いでしょう。
外の空気を吸う、軽い体操をする、筋トレをする、飲み物を飲むなど、簡単にできる方法を工夫しましょう。
まとめ
やる気が起きない時は、まず、初めの第一歩を踏み出してみましょう。
この行動によって、やる気が喚起されることがわかっています。
騙されたと思って、やってみてください!
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