心の健康と身体の健康はどちらが大切なのか

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健康には【ココロの健康】と【カラダの健康】があると思います。
もちろん、この両者は密接につながっているので分けられないという考え方もあります。
しかし、ここではあえて、分けて考えてみます。

私も以前は、どちらも同じくらい大事だと思っていました。
ココロとカラダは一体になっていて、どちらが病めばもう片方も病む。
ですから、結局は分けて考えること自体ナンセンス。
そう思っていたのです。
しかし、最近は少し違うことを考えています。

私は、整体師として22年、心理カウンセラーとしても7年、仕事をさせていただいています。
「身体の健康」と「心の健康」の両面から、クライアントさんの健康を支えています。

「心の健康」と「身体の健康」を分けて考えるのは、ちょっとおかしいのかもしれないと思いながら、敢えてこの両者のうち、どちらが大切か、という話をしたいと思います。

うつ病は本当に辛かった

私は過去、うつ病を患ったことがあります。
これは本当に辛かったですね~。
もう二度と、あんなつらい時期を過ごしたくなは無いです。

きっかけは、身体の健康を損なったからというわけではありませんでした。
むしろ、トライアスロンというスポーツをやっていましたから、普通の人よりも身体は強かったと思います。

しかし、身体は健康でも心がダメになってしまうと、楽しいことはなくなり(楽しいと感じられなくなり)、身の回りが辛いことで満たされているような感覚になりました。
そのうえ、心がダメになった途端に身体の活動量が急激に少なくなり、結果的に身体の健康も損なわれていきました。

心がダメになると、身体がいくら健康でも、幸せを感じることができなくなってしまいます。

身体がダメでも心が健康なら大丈夫

逆に、身体がダメになっても、心が健康であれば、幸せを感じることは出来ます。

整体師を続けていると、いろいろなクライアントさんがやってきます。
身体のあちこちが痛くて、普通に生活をしているのも難儀をしているような状態でも、明るく前向きな人は少なくありません。
こういうクライアントさんには、こちらも勇気づけられたり、元気をもらったりすることがあります。

一方で、身体はどこも悪くないのに、心病んでしまっていつも浮かない顔をしている人もいるのです。

人生の目的は幸せになること

人生の目的が「幸せになる」という事であるとすると、じゃあ「幸せとは何か」という話になります。

私は、幸せかどうかは、その人が幸せだと思うかどうか、その人の「主観」によると思っています。
幸せという【状態】があるのではなくて、幸せであるという【感覚】があるのです。
この【感覚】は心で感じるものなのです。

もし心が病んでしまえば、この感覚を感じることは難しいでしょう。
私もうつ病経験者ですので、うつ病がひどいときにはとてもそのようなことは思えませんでした。

これに対して、身体の病はどうでしょうか?
身体の病を抱えていても、心が病んでいなければ、幸せを感じられると思います。
実際に、そういう人は多いと思うのです。

幸せは心で感じるもの

幸せはココロで感じるもの。
幸せな人生を送るには、心の健康がベースにあると思います。
心を健全に保つことが出来れば、充実した人生を送ることは可能なのです。

もちろん、身体が健全であれば、心を健全に保つことが容易になります。
そういう意味で、身体の健康もとても大切だと言えます。

まとめ

心の健康も身体の健康も、もちろん両方大切です。
しかし、敢えてどちらが大切か?と考えた時に、やはり心の健康の方が大切だと思います。

身体はやがて衰えて行きますが、心を健全に保ち続けることは可能です。
心を健全に保ち、幸せな人生を歩いていきましょう。

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