筋力トレーニングをすると、いったいどのような効果が得られるのでしょうか。
別に、ムキムキの身体が欲しいわけじゃない。
特に、スポーツにのめりこんでいるわけでもない。
だから別に、筋トレなんてする必要はない。
そんな風に考えている方も多いのではないでしょうか？
何も、わざわざスポーツクラブに通って、本格的なトレーニングをしたほうが良い、という話ではありません。
自宅で、空き時間に、自重を使ったトレーニングをするレベルの話です。
腹筋、背筋、スクワット、腕立て伏せレベルの、基本的なものだけでもやったほうが良いですよ、という話です。
身体の余裕を生み出す
筋トレの最大の効用は、「身体の余裕を生み出す」ことでしょう。
これはよく、軽自動車と普通車の違いとして例えられる話です。
軽自動車でも時速１００キロで高速道路を走ることはできます。
だから、軽自動車で十分なのですが、筋トレは、軽自動車を普通車にレベルアップされるようなものです。
660ccの軽自動車と、2000ccの普通車では、その走りにおいてやはり余裕が違います。
車のエンジンにかかる負担も、運転手にかかる負担も違います。
短時間であれば、その違いはそんなに大きくないかもしれません。
しかし、長時間の運転や車の寿命においては、その余裕の差が大きくなっていきます。
身体も同じです。
筋力に余裕があれば、疲れにくいですし、身体を傷めてしまうリスクが減ります。
特に、年齢を重ねるとその差が大きくなっていきます。
腰が痛い、首が痛い、膝が痛い。
年齢を重ねていくと、あちこちが痛くなってきます。
その時に、筋力に余裕があるということが、とても効いてくるのです。
確かに、普段の生活の中で、筋トレの必要性を感じることは少ないかもしれません。
しかし、その積み重ねが、いつのまにか生活の質を変えていくのです。
骨もメンタルも鍛えられる
筋トレをすることによって、鍛えられるのは筋肉だけではありません。
筋トレをすることによって、骨にも負担がかかります。
骨に負担がかかることによって、骨が強くなります。
この積み重ねが、骨の変形や骨折などのリスクを減らしているのです。
また、筋トレを続けることによって、メンタルにも良い影響を及ぼします。
辛い筋トレを、日常的に行うことによって、精神的にも鍛えられるのです。
また、強い身体を持っている、辛い筋トレを続けられるというセルフイメージが、様々な場面で前向きな思考を与えてれくれるようになります。
その積み重ねはとても大きいと思います。
まとめ
以上のように、筋トレには様々な効用があります。
筋トレは、スポーツ選手やボディビルダーだけのものではありません。
むしろ、普通の人にもやって欲しいと思います。
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