昨日のことだったか、ふと自分の人生を振り返ってみた。
カウンセラーになろうとする人は、多かれ少なかれ「悩み多き人」。
自分が悩むから、人の心について知りたくなるし、悩む人の辛さが変わるから、辛い思いをしている人の力になりたいと思う。
僕自身の人生も、振り返ってみると、悩み多き人生だったと感じる。
だけど、特に不幸な境遇にいたわけでもないのに、自分で自分を追い込んで、わざわざ悩み事を作り上げて悩んでいたように思う。
人の悩みなんて、他人から見れば「どうしてそんなことで悩んでるの?」と思ってしまうようなものが沢山ある。もちろんそうではなくて、本当に辛いところに追い込まれていこともあるけれど。でも、多くの場合、自分で自分を追い込んでいる。
そのことに気づき、それを止めることができるのであれば、多くの人は悩みから解放される。
僕自身の悩みも、そういう傾向にある。
振りかえってみて、改めてそう思った。
こういうのは思考の癖なんだよね。
この癖はどこから来るのか。
生まれつきのものなのか、後天的に身に付いてしまったものなのか。
おそらくどちらもあるのだろう。
こういう癖に気がついたら、それを修正することが大切なんだ。
僕自身、もうずいぶん前に気がついて、かなり修正できていると思っていたのだけれど、やっぱり油断すると出てくるんだよね。
体調が悪かったり、うまく行かないことが重なったりすると出てくる。
その都度修正するんだけど、また気がつくと出てくる。
こういうのは、完全に出てこないようにするのは難しいのかもしれない。
でも、そういう思考に囚われたと気がついたときには、身体を動かすことにしている。
身体を動かすと、気分がスッキリする。
整体を受けるのも良い。
身体の力抜けると、心の力も抜ける。
そういう状態になれば、自分の癖を修正することができる。
疲れていたらダメだね。
体調が悪いとダメ。
どうしても思考がネガティブに引っ張られる。
やっぱり、健康第一だね。
身体の調子が良ければ、自分を自分で追い込んでいく癖に気づき、それを修正することができる。
そこに、普段から体調を整えておく重要性がある。
だから僕は、整体もカウンセリングも両方必要だと思っている。
身体の調子が良い方がメンタルが安定するから。
体調が良い方が自分を追い込む癖を修正できるから。
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