僕は若いころ、自信がなかった。
いや、もしかしたら、今もないかもしれない。
自信がある時とない時があるのが、人間なのかもしれない。
新しいことを始めるとか、やったことが無いことのチャレンジするとか、そういう時に自信は揺らぐ。
不安になる。
大丈夫かな、俺、うまくやれるかなって思う。
自分を疑う。
自信というのは、自分を信じるということ。
まあ、俺なら何とかなるだろう、いや、何とかして見せるぜ!
みたいな感じ。
自分を信じて前に進む。それが自信だよね。
「信じる」には2種類ある
「信じる」には2種類ある。
「信用」と「信頼」の2種類。
この違いを知っているだろうか?
「信用」というのは、過去の実績によって裏打ちされたもの。
それに対して「信頼」は、無条件で信じること。
信用とは
信用は、ある一定の条件下において、過去の実績に鑑みて、この実績がある人なら信用してもいいかな、って思うこと。
なので、経験がないことや未知のことに関しては、まったくもって信用できない。
だって、あなた、実績がないでしょう?と言われてしまうんだよね。
例えば、ビジネスを始めようと思って融資を得ようとしたときに、その分野のある程度の実績があるなら、あるいは、ビジネスの実績があるなら、じゃあ、融資しましょうということになるけれど、ビジネスの経験もない、その分野でも経験もないとなると、いやいや、それはちょっと、融資はできませんということになるよね。
これは、「信用」。
信頼とは
信頼っていうのは、その人の未知の可能性も含めて、ああ、あの人ならどんな状況になっても何とか乗り越えていくだろうという、実績とは関係なく信じること。
無条件に信じる、と言ってもいい。
あの人なら大丈夫、って、信頼してもらえるようになるには、やはり人間的な部分が大事なんだよね。
その人の言動をよく知っていて、その人柄について信頼しているんだよね。
自信とは自分を「信頼」すること
よく、「経験がないから自信がない。」という人がいるよね。
自信がないから、経験することが怖い。だから動けないって。
こういう場合の自信は、「信用」の方だよね。
でも、そんなことを言っていたのでは、いつまでたっても経験することはできない。
ある程度の実績を残してから出ないと自信を持てなくて、自信がないからできない、などと言っていたら、いつまでたっても動けない。
自信を持つというのは、自分を「信頼」することだよね。
やったことはないけど、俺なら何とかなるだろうっていう、ある意味で根拠ない自信。
こういう自信を持つことができれば、いろんなことにチャレンジできるし、将来に対する不安などもかなり軽減できる。
そして、自分の人生を思い通りに生きていくことができるはずだ。
自分を信頼するためには自分を裏切らないこと
誰かを信頼するとき、それはその人の人柄を信じるかどうか、ということだ。
その人柄が、信頼に値しないようであれば、信頼するのは難しい。
自分で自分を信頼できるかどうかは、自分を裏切らないと決めるかどうか、にかかっている。
自分に嘘をつく。
自分をごまかす。
自分との約束を破る。
自分を責める。
こういうことをすると、信頼できなくなる。
自信を持てなくなる。
だから、自分のことを裏切らない。
嘘をつかない。
自分との約束を破らない。
自分を責めない。
自分の応援を全力でする!
こう決める。
決心することが、自信を持つための第一歩になる。
まとめ
自信を持つというのはどういうことなのか。
自分なら何とかなる。
いや、何とかすると誓うこと。
もう二度と、自分をないがしろにしないと決めること。
それが、自信を持つための第一歩ということなんだ。
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