新型コロナウィルスの感染拡大によって、緊急事態宣言の対象地域が日本全国に広がりました。
これによって、不要不急の外出を控える人が増えるでしょう。
こういう状況になると「できないこと」が増える。
外出できない、人に会えない、仕事ができない、遊べない。
飲み屋にも行けないし、旅行もできない。
できないことばかりでストレスが溜まってしまう。
中には、仕事ができず収入が絶たれてしまって、この先どう生活をしていったらいいのかと不安になっている人もいるでしょう。
しかし、「できないこと」ばかりを考えているとストレスが溜まりますし、不安になります。
失ったものばかりを数えていると、悲しくなります。
こんな時だからこそ、意識的に「できること」を考えましょう。
そこに意識を集中させることが、非常時を過ごすうえで大切なことなのです。
疫病は自然災害です
かく言う私も、経営する整体院の影響時間やシフトを大幅に削減していますし、もちろん来院者も減っています。
そのおかげで、収入が激減するのは目に見えているし、生活できなくなるかもしれないという不安があります。
とはいっても、疫病は天災です。自然災害です。
地震や台風と同じです。
日本中、いや、世界中の人々が罹災者です。
あなたも私もそうなのです。
だったら、この状況を受け入れてしまうしかないじゃないですか。
そして、お互いに協力し合って、助け合って生き延びることを考えることしかできませんよね。
感染した人を攻撃するのは愚の骨頂
多くの人が生き延びることができるように協力し合うことが大切な時期です。
被災者同士で攻撃しあうのは愚の骨頂です。
特に、感染した人が謝罪したり、その人を攻撃するのは本当にばかげていると思います。
そんなことをしても、誰も幸せにはならないし、社会不安やストレスが増大するだけなので、結局は、自分で自分の首を絞めているだけだということに気づくべきです。
感染者を攻撃すればするほど、「自分が感染するのではないか」という恐怖感が増幅されます。
これによって、ストレスが倍増するのです。
これは今すぐやめるべきことです。
政府を「攻撃」するのではなく必要な対策を「要求」しよう
政府の対策について文句を言いたくなる気持ちもわかります。
一部には「文句を言うな。今はそんなことを言っている場合ではない。」という論調もあります。
私の考えは、「攻撃」「文句」はダメだけれど、「要求」はどんどんするべきだと思います。
実際に、自分たちがどんなことで困っているのか。
どうして欲しいのか。
そういう情報は、どんどん届けたほうがいいのは確かです。
それは「足並みを乱す行為」ではないと思います。
政府に対して現場の声を届けることは、対策案を考える人たちが正しい状況を把握するためには必要なことなのです。
「要求」の声を封じ込めてしまっては、よりよい対策を策定することが困難になります。
攻撃なのか要求なのかは、しっかりと意識して分けておく必要があると思います。
自分にできることは何かを考える
このような状況になった時に意識しておきたいことは、「できないことを嘆く」ことではなくて「できること」に集中することです。
この状況で、健康を損なわないように、ストレスを溜めすぎないように、生活を持続させることができるように、コロナが収束した時にこれまでよりももっと良い状況になれるように、今のこの状態でできることは何か、について考えて、それを実行することです。
これによって、この時期を有効に使うことができるようになります。
せっかくだからすべての常識を疑ってみる
このような非常事態は、一生のうちにそう何度もあるものでもないと思います。
こんな時だからこそ、今まで常識だと思っていたことを疑ってかかるのもいいかもしれません。
コロナはこれまでの常識を破壊するきっかけになるかもしれません。
おそらく、コロナ後の社会は色々な価値観ががらりと変わってしまうかもしれません。
すべてをゼロから考えてみるのもいいですよね。
自分に取って本当に大切なものは何か。
自分にとって幸せな状態というのはどういうものなのか。
自分はどんな生き方がしたいのか。
そういう根本的な問題に向き合うのも、逆にいいのかもしれません。
まとめ
新型コロナウィルスは天災です。
おそらく、もう、コロナ前に戻ることは不可能です。
この時期をどう過ごすか。
せっかくだから、自分の幸せにつなげることを考えたいですよね。
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