コロナ太りが気になる方へ-ダイエットの基本をシンプルに

料理をする男性 ダイエット法
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料理をする男性

新型コロナウィルスの感染拡大が懸念される中、緊急事態宣言が出されたこともあって、自宅勤務が広がっている。
この状態がいつまで続くのかは、誰にもわからなけれど、数か月以上の長期戦になる可能性は否定できない。

自宅で仕事をしていると、どうしても運動不足に陥りがちだし、気分転換と称してお菓子を口に運ぶ機会も増える。
こうなると気になるのが体重の増加と、それに伴う生活習慣病の進行だ。

コロナには感染しなくても、別の病気になる可能性もある。
それはそれで大問題だと思うのだけれど、どうだろうか?

もともと、このブログはダイエットの情報を発信するために始めたので、原点に立ち返ってダイエットの話をしてみようと思う。

ダイエットの基本

これは当たり前のことなのだけれど、食べる量を減らして、活動量を増やせば痩せる。
この大原則は変えることはできない。
これがダイエットの基本である。

一時期、糖質制限ダイエットが流行した時に、「カロリーは関係ない。何を食べるかが問題なんだ。」という論調が声高に叫ばれたけれども、その理論には半分賛成だが、半分反対だ。

確かに、カロリーだけで太るかどうかが決まるわけではない、とは思うけれど、とはいえ、大量に食べれば何を食べようが太るのも事実だと思う。

なぜなら、太るというのは、活動するためのエネルギーを体内に蓄えておく、ということだからだ。

我々動物は、食べることによって生きるための活力を生み出している。
しかも、常に食べ物が手に入らないという危険に備えておく必要があるのだ。

そのために、大量に食料にありつけたときには、来るべき飢餓に対して蓄えておくという機能が身体に備わっている。
それが、太る、という意味なのだ。
これが、野生動物としての本能なのだし、この機能があるから、私たちの祖先は生き抜いてこられたと言っても過言ではない。

しかし、現代社会は食べ物があふれている。
したがって、飢餓に備える必要なんかない。
それに、必要以上にため込んでいたのでは、別のところに不都合が出てくる。
在庫を抱えすぎていては、それを管理するためのコストがかかるのに似ている。

だから、痩せるということは、この在庫を処分するということなんだ。
ということは、まずは食べる量を減らすことが大切だということは、直感的にわかるだろう。

運動だけで痩せるのは不可能

生命体としては、痩せるという現象はやがてやってくる飢餓と、その先にある死を連想させる。
そういう最悪の状態を回避するために、体重を減らすようなことを極力避けるような反応をする。

まずは、強烈な空腹感。
これは、「このままだと痩せてしまうから何か食べてください。」という身体からのメッセージだ。
この空腹感を感じないようでは、痩せることはできない。

運動をして痩せようとしても、たくさん運動すれば食欲が増してしまう。
それは、消費したエネルギーを補って、在庫を減らさないようにしようとする身体の反応なのだ。

したがって、運動だけで痩せようとするのは不可能なのだ。
運動しても、この空腹感とは戦う必要がある。
つまり、食事のコントロールは必要不可欠だということだ。

しかし、一度痩せてしまって、その体重がデフォルトだと身体が認識するようになると、この空腹感をあまり感じなくなる。
身体が慣れてしまえば、その後は苦しくなくなるのだ。

頭が食べたがる

次に厄介なのが、食べ物の味を頭が記憶していて、それを想起することで食べたくなるという現象だ。

身体が欲しているのではなくて、頭が欲している。
目が欲しがる、ともいう。

テレビのグルメ番組を見ていたら、そこでタレントが食べていたものが食べたくなる。
大好物が目の前に出てきたら、おなかがすいていないのに食べてしまう。
「甘いものは別腹」などというのも、この現象だ。

さらには、仕事で疲れた頭をリフレッシュさせるために何かを食べる。
などというのも、この部類に入る。

それから、あまり多くの人は気がついてないかもしれないけれど、たとえば「お昼の時間だから」食べるという行為も、頭が食べたがっていることが多い。

何かを食べたいと思った時に、果たして身体が欲しがっているのか、頭が欲しがっているのかを意識したことがあるだろうか?
ここを意識することで、自分の食行動を把握することが出来る。

ストレス解消ならほかの方法を検討する

自宅勤務で問題になるのは、仕事の合間にお菓子をつまんでしまうという行動だろう。
知らず知らずのうちに、カロリー超過になってしまう。
もし、ストレスを発散するとか、一服入れて気分を変えるということが目的なら、ほかの方法を検討しよう。

体操する、深呼吸する、散歩する、など、身体を動かすのがいい。
これなら、消費カロリーを上げるという効果もある。

私がおすすめするのは、「暖かい飲み物を飲む」というもの。
この時に気を付けなければいけないのは、カロリーが無いものを選ぶということ。
ブラックコーヒー、紅茶、緑茶、ハーブティー、あるいは白湯でもいい。

とにかく、お菓子を食べる、という方法は悪手であると認識しよう。

大事なのは食事のコントロール

ここまで繰り返し書いてきたけれど、ダイエットで大事なのは食事のコントロールである。
これはもう、間違いはない。

運動ももちろん大切なのだけれど、たとえ運動するにしても、食事のコントロールは避けて通れない。

その事は念頭に置いておく必要がある。

まとめ

コロナのせいで太ってきた、という人は多い。
僕もご多分に漏れず、その一人なのだ。

ただ、これを放置していていいわけがないので、食事制限を開始した。
これを読んでいるあなたも、ぜひ、食事を気にしてほしい。

放っておくと、体調を崩して、コロナに感染しやすくなるかもしれないし、基礎疾患を抱えるようなことになったら、コロナで命を落としてしまうかもしれないからね。

本気で取り組む必要があるかもしれないよ。

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