健康の基礎を作る方法

料理をする男性 健康的なライフスタイル
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当たり前すぎる話だし、私も過去に何度もこの話を書いてきたから、今更この話をしてもしょうがないかなと思いつつ、それでもまだ知らない人がいるかもしれないから、とても大切なことだから、何度でも書こうと思います。

健康第一です

とにかく、健康が一番大切です。
健康を損なえば、働くこともできなくなるし、楽しいこともできなくなる。
心が病んでしまえば、幸せを感じることができなくなります。

健康を損なってまでしなければいけない事はありません。
仕事もそう、学校もそう、勉強もそうです。

にもかかわらず、頑張ることが良い事だ、体調のせいにするのは弱いからだ、周りが甘やかすから根性が腐って来るんだ、などという言説が流布しています。
自分はもっとつらかった、その程度で音を上げるなんて情けない。
そんなマウントを取ってくる人もいます。

でも、体質は人それぞれ、誰かにできたことがみんなできると考える人は、論理思考ができない人です。そのような人の話を聞く必要はありません。

自分の身体の声をよく聴いて、自分の健康を守って欲しい。
心からそう思います。

健康を支える三本柱

私が、ずっと前から何度も話をしていることに、「健康を支える三本柱」という話が有ります。
しっかりと柱が立たなければ、どんな健康法を用いても、健康を支えることは出来ません。

その三本柱とは、休養、運動、栄養です。

休養

休養の基本は睡眠です。
とにかく、睡眠時間をしっかりと確保してください。
最低7時間、できれば8時間は確保して欲しい。

睡眠時間が短い人は短命です。
ある日突然、脳血管障害や心筋梗塞などで帰らぬ人になる可能性があります。
そこまで行かなくても、うつ病などの精神疾患にかかるリスクが高くなります。

睡眠不足で仕事をすると、生産性が下がり、集中力も落ちます。
仕事の質が低下して、ミスを連発し、結果として長時間労働になり、睡眠時間がさらに短くなる。
こんなことをしていていいはずがありません。

睡眠は命にかかわります。
絶対に削ってはいけません。

運動

人間は動物です。
人間の身体は動くようにできています。
にもかかわらず、ここ何十年か、全く動かない人たちが増えてきました。
ホモサピエンスの身体は、約50万年の間、ずーっと肉体労働をしてきました。

身体を動かすから血行が良くなる。
身体を動かすから脳が活発に働く。
身体を動かすからストレスが軽減する。

これはすでにわかっていることです。
運動不足は、現代人の健康不安の原因になっています。
運動習慣を身につけるだけで、健康的な身体と精神を手に入れることができるのです。

栄養

狩猟採集生活をしていた頃からすれば、現代は食べ物を手に入れることが容易になりました。
あまりに容易になりすぎて、飢餓感を感じることが無くなりました。
私たちの祖先からすれば、夢のような社会でしょう。

ところが、何でも手に入るために、高カロリーの食事ばかりを食べるようになりました。
飢餓と戦っていたホモサピエンスにとって、高カロリーのものはとにかく食べられるときに食べておかなければいけないモノとして認識されています。

目の前に高カロリーの食べ物があれば、今のうちに食べておかなければいけないのです。
次にいつ、そんなご馳走にありつけるかわかりません。
飢餓と戦うために身につけた方法なのです。

ところが、現代は食べ物が溢れています。
高カロリーの食べ物はすぐに手に入れることができます。
そんなものばかりを食べていると、肥満、高脂血症、高血圧、糖尿病などの生活習慣病にかかってしまうのです。

栄養は、適量とバランスが大切なのです。
現代人の食事は、バランスがおかしいうえに量が多すぎるのです。

人間の身体は食べたものを材料にして作られます。
必要な栄養が偏ってしまって、必要な栄養素が摂取できてない状態を「質的栄養失調」と言います。
現代人は「質的栄養失調」に陥っている人が少なくありません。

健康は幸せの基礎

幸せな人生を送りたいなら、健康的な身体を手に入れる必要があります。
健康は幸せの基礎を作るのです。

健康的な身体を手に入れるために、三本柱を意識して生活しましょう。

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