どうしても他人と自分を比べてしまう。
そうして、自分よりも優れている人に対して、嫉妬したり、羨んだり、劣等感を感じたり、自己嫌悪を覚えたりすることってあると思う。
そりゃあ、人間だから、そういう気持ちを持つのはごく自然のことなのかもしれないけど、そんなことをしていても幸せにはなれない。
だから、そんなことは不毛なことなんだよ。
そもそも人間は同じにはできていない
整体師として、日々、いろいろな人に接し、沢山の人のカラダを触ってきた僕からすれば、人は誰一人として同じ人はいない、ということ。
体つきも違うし、骨格も違うし、筋肉の質も違う。
一人ひとり顔が違うように、カラダも違う。
ということは、性格も違うし、その人が持っている能力もみんな違う。
さらに言えば、生まれた家の環境も違うし、生まれた場所も違う。
そうなれば、当然のことながら、人生が違ってくるのだ。
人間みんは平等というのは幻想
日本の教育システムは、同じ年齢の子供を集めて、同じことを学ばせる。
そのせいなのか、つい、スタートラインが同じであると思ってしまうのだ。
スタートラインが同じだから、みんな同じであるべきだと、どこかで思い込んでしまう。
それに加えて、みんな同じでなければいけない、という教育を受ける。
だからますます、同じであることを求める気持ちが生まれてくる。
そうなると、誰か特定の人だけが優遇されたり、いい思いをしていることが許せなくなったりもする。
そうして、お互いに足を引っ張りあうような状況も生まれてしまうのだ。
「出る杭は打たれる」などという言葉があるが、出る杭を打っても誰も得をしない。
足の引っ張り合いをしても、誰も得をしない。
ただなんとなく、溜飲が下がるだけなのだ。
自分のことに集中しよう
他人の幸せを羨んでいる暇があったら、自分が幸せになることに集中しよう。
人間の脳は、二つのことを同時に考えることはできない。
他人の幸せを羨んでいる時間は、自分の幸せのことを考えることができていない。
これはとてももったいない時間の使い方なのだ。
自分が幸せについて考える時間を、他人の幸せを羨む時間が奪っているのだ。
そんなことをやっていて、幸せになれるはずがないのだ。
自分にとっての幸せとは何か。
自分はどんな人生を望んでいるのか。
自分の強みは何か。
その強みを生かすにはどうすればいいのか。
そういうことを考えたり、それを実現するための具体的な行動を起こすことに、時間とエネルギーを注ぎ込もう。
それが、自分が幸せになる近道なのだ。
まとめ
人はそもそも、平等にはできていない。
能力も違う、家柄も違う。
つまり、スタートラインが違うのだ。
人と比べていても、自分は幸せになれない。
自分にとっての幸せを追求しよう!
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