僕たちはつい、今の自分に足りないもの、持っていないものを欲しがる癖がある。
それが欠乏感につながり、劣等感につながり、自信を失ってしまう。
すでに持っているもの、手に入れたものには意識を持っていくことは少ない。
なぜなら、それを持っていることが当たり前になってしまうから。
でも、すでに持っているものに感謝をすること、ありがたいと思うこと、それがどんなに素晴らしいことなのかを意識すること。
それだけで、自分がどれだけ幸せなのかを認識できる。
そして、それができる人が本当に幸せな人なんだと思う。
当たり前の日常が幸せだったりする
今、新型コロナウィルスの問題で、当たり前の日常を奪われている人が多い。
奪われてみて初めて、その当たり前の日常がどれだけ尊いものだったのかを実感している人も多いだろう。
ウィルスに怯えることなく、自由に外出できること、イベントに参加できること、多くの友人たちと一緒に過ごすこと、自由に移動できること、これがどれだけ素晴らしいことなのか。
その事を改めて感じる。
僕がうつ状態を克服する過程で考えていたのは、雨風がしのげる家があり、暖かい布団で安心して眠れる、今日の食事の心配をしなくて済む生活って、それだけでありがたいことだということ。
突き詰めると、明日の命を心配しないでいいというだけで、本当に幸せなことなんだと思う。
生きているだけでありがたいのだ。
手の中にある幸せを数えよう
さて、今あなたの手の中にある幸せはどんなものがあるだろう?
ぜひ、数えてみてほしい。
意識的に数えることによって、もうすでに手に入れているものが沢山あるということに気がつくはずだ。
そう、もうすでにたくさんの幸せを手に入れているんだということを忘れてはいけない。
まとめ
足りないもの、手の中にないものばかりを見ていると幸せになれない。
すでに手の中にあるもの。持っているもの。
その素晴らしさを、きちんと認識してください。
それが、幸せに生きるコツなんだよ。
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