僕には4人の子どもがいて、まだまだ子育て真っ最中なんだけど、子どもたちを見ていて気付くことは沢山ある。
子どもって、新しいおもちゃを欲しがるよね。
そういう心理を逆手に取ってか、例えば、レストランのキッズメニューなんかにはおもちゃがついてくることが多い。
マクドナルドのハッピーセットなんて、まさに、おもちゃで釣って成功しているとしか思えない。
それで、おもちゃを手に入れた直後はすごく喜ぶんだけど、すぐに飽きて遊ばなくなる。
で、家の押し入れは、遊ばなくなったおもちゃであふれてしまう、ということが起こるんだよね。
一度手に入れてしまうと、興味を失うのは早い。
手に入れる前と、手に入れた瞬間が一番ワクワクするよね。
自分の手の中にないものが気になる
人は、自分の手の中にないものを欲しがる傾向がある。
自分には無いものが気になるんだよね。
これはモノだけじゃなくて、環境とか、才能とか、そういうものに対しても、そういう傾向があると思うんだ。
自分にはないものを他人が持っていると、うらやましく思ったり、持っていない自分をダメな奴だと思ったりする。
そういう傾向にあるんだよね。
「隣の芝生は青く見える」などという言葉も、こういう心理を表した言葉だと思うんだ。
自分は他人にはないものを持っている
子どもが興味を失って、押し入れの中に放り込まれたおもちゃを、ほかの子にあげたりするとすっごく喜ばれるんだよね。
うちの子が飽きたものでも、その子にとっては自分が持っていないおもちゃで、とても価値のあるものなるということだよね。
これは、自分が持っているものも、持っていない人から見ると、とても価値があるということなんだ。
これは、環境とか才能とかに関しても言えることだよね。
自分には持っていて当たり前のことでも、どこかの誰かにとっては素晴らしいものだったりする。
その事に気がついてないだけなのかもしれないよね。
すでに手の中にあるものを意識する
すでに、自分が持っているものを、もう一度眺めてみよう。
きっと、宝物が見つかるはずだ。
押し入れの奥底に眠ってる、かつて大好きでよく遊んだ宝物だったおもちゃが見つかるかもしれない。
それを引っ張り出してきて、良く磨いて売りに出したら、高値で売れるかもしれないよね。
ああ、自分にもこんなにいいところがあったんだ。
あれも持っている、これも持ってるじゃん。
それに気がつけば、自分の戦い方が、生き方がわかるかもしれない。
ダメダメだったセルフイメージが変わるかもしれないよね。
あなたがすでに持っているものは何ですか。
さて、あなたがすでに持っているものは何ですか。
当たり前のようにそこにそこあるけれど、本当は素晴らしいものを持っているのではないかな?
外出自粛が続く今だから、自分の手の中にあるものを棚卸したらどうだろう?
生まれながらに持っているもの。
誰かから与えられたもの。
自分で頑張って手に入れたもの。
沢山の宝物を、すでに手にしていると思うよ。
まとめ
人は、足りないものに意識が行ってしまう。
すでに手の中にあるものには興味がなくなって、忘れてしまう。
でも、すでに手の中にあるものの中に、ほかの人から見たらものすごく価値のあるものがあるかもしれない。
その事を、常に意識してほしいな。
それだけで、幸せな気分になれるよ。
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