苦しまなくても済む人たちが苦しんでいる現状を変えたい

学校 エッセイ
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最近、強烈にやりたいことが無いなあ、って思っていて、その原因がわかった。
それは多分、自分が本当にやりたいことが見えてきたので、それ以外ものはどうでも良くなったということだ。

以前は、年収アップして、海外旅行にも行って、オーダースーツを着こなして、高級料亭で一流の人達と食事して、本を出版して、とか、色々と考えていたのだけれど、もうどうでもいい。

収入は食事に困らなければいいし、海外旅行は強烈に行きたいわけでもないし、洋服はユニクロで十分だし、スーツは青山でいいし、高級料亭には興味がないし、一流の特殊な人達よりも普通の人々が気になるし、本は出しても出さなくてもいい(所詮、手段に過ぎない)。

もちろん、これまで生きてきた50数年の経験もあると思うんだ。
美味しいものもたくさん食べてきたし、色んな所にも行ったし、色んな人に会って話もしてきた。
そんな経験を積んできたからこそ、強烈にやりと思わなくなったのだと思う。

それに、やるべきことが見えてきたので、余計な経験をする必要がなくなった。
やるべきことが明確ではない時には、色んな経験を積んで自分の触手がどの方向へ動くのかを知る必要があるかもしれないが、やりたいことが明確になれば、そこ向かってまっすぐ進めばいいだけのことだ。

苦しんでいる人が気になる

僕が、本当に気になるのは、苦しまなくてもいいのに苦しんでいる人たちのこと。
考え方を変えれば、物の見方を変えれば、そんなに苦しまなくてもいいのに、同調圧力や間違えた常識に縛られて、不安に苛まれたり、自信を無くしたり、自分を責めている人達。

そうやって自分を追い込んで、ひどい場合には自殺までしてしまう。
何年も苦しんで、つらい日々を送っている人たち。
見方を変えるだけで救われるのに、苦しまなくて済むのに、それができないばかりに苦しみ続ける人たち。

本当にもう、自分を傷つけないでほしい。
自分にダメ出しをしないでほしい。

今年に入って、芸能人の自殺が相次いでいるのも影響しているかもしれない。
僕が本当にやりたいこと、やらなければいけないことは、苦しむ人を減らすことなんだと気がついた。

コロナの影響で苦しんでいる人が増えてきたし、あおぞら整体院にもそういう相談が増えて来ている。
もうね、見てられないんだよね。
黙っていられない。
黙っている必要はないんだけれども。

ビジネスとしては儲からないかもしれないし、僕自身は貧乏のままかもしれないけれど、もうそれでいい。
もうどうでもいいや。そんな些末なこと。

苦しい世の中を変えたい

今の日本は生きづらい。
それは多分、本当のことだと思う。

若者の自殺が増えているのは間違いない。
若者がイキイキしていない社会は、どこかがおかしいと思う。
その若者は、時が経てば成長し、この国を動かす主役となっていく。
そういう金の卵たちが、希望を持てない国に未来は無いのではないか。

こういう社会を変えていかないと、本当に大変なことになる。
でも、一気に変えていくのは難しい。
ならば、自分ができることをやっていくしか無い。
それぞれが、それぞれにできることをやっていく。
そういう人が増えていくことで、社会を変えられる。

変えるのは人の意識

日本が生きづらいと言っても、社会的なインフラは整っていると思う。
むしろ、恵まれているくらいだろう。
変えていかなければいけないのは、人の意識だ。

生きるとはどういうことなのか、人生とはどういうことなのか、社会とはどういうものなのか。
その意識を変えていくことができれば、社会の雰囲気は変わってくる。

コロナ禍はむしろチャンスだと思う。
人々の意識を変えていくきっかけになる。

僕はそう考えている。

教育の問題

若者の問題といえば、やはり教育の問題が大きいと考えている。
ここのところ、不登校の相談も増えているし、何を隠そう、うちの次男の学校を休みがちだ。

次女も一時期、学校に行くのが難しくなったことがあったし、当事者として考えることはたくさんある。

長男は去年、高校受験を経験した。
長男の受験を経験し、この国の学校の教育は、何よりも受験というものに引っ張られすぎていると感じている。

将来、どんな職業につくのかもわからないまま、とりあえずいい学校に行っておかないと将来が不安であるという理由で、受験にのめり込む人は多い。

中学、高校という、人生のうちで最も多感で、自分の価値観が形成される貴重な時期に、受験が教育の軸になってしまうようなことでいいのだろうか。
この傾向は、僕の時代から何も変わっていない。
もう、40年も前から変わっていないのだ。

現在のように多様化された時代にはそぐわないのと思うだけれど、それが一向に変わっていくどころか、どんどん強化されているような気がする。
子どもたちを巡る環境は激変しているのにも関わらずだ。

こんな状態で、どんどん多様化していく社会の変化について行ける人材を育てることができるのだろうか?

勉強を強要することで、ストレスを抱え込んだり、社会に出ることを恐れたり、自尊心を育むことができなかったりする、そういう害のほうが大きと思う。

まとめ

自殺したくなるほど苦しんでいる人がいる。
そういう人を減らすにはどうすればいいのか。

人々の考え方を変えていくしか無いんだけれども、それはなかなか大変なこと。
すべての人を変えていくのは難しくても、一人でも多くの人に訴えかえていきたい。

人生はそんなに苦しまなくても大丈夫だということを知ってほしい。

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