どうしても行動に移せないときがある。
そんなときに、「できない理由を考えるより、できる方法を考えよう」などと言われることがあるが、それでもどうしても行動できないことはある。
心理的抵抗を無視しない
行動に移せない時。
何らかの心理的な抵抗感がある時。
それは、あなたが本当にやりたいことではないかもしれない。
あなたの心が、直感的にブレーキをかけている。
それは、あなたがやることではないと、心が訴えている可能性がある。
だから、行動出来ないということを素直に受け止める必要がある。
行動出来ない自分を責めるのではなくて、どうしてできないのだろうかと、その時の感覚を感じてみる必要がある。
行動できないのは本当はやりたくないからではないのか
世の中には、行動できないことを非難するような論調が存在するけれど、行動できない理由が存在するのだ。そこを見極めていく必要がある。
見誤って、無理やり突き進んだところで、その先に幸せはない。
心理的抵抗感は、その先にあなたの幸せがないことを知らせてくれているのだ。
内発的動機づけと外発的動機付け
人が行動を起こす動機には、内発的なものと外発的なものがある。
内発的な動機とは、興味、好き、好奇心など、自分の内側から湧いてくるもの。
外発的な動機とは、地位や名声、報酬など、外から与えられるもの。
内発的な動機とは、心が欲しているもの。
外発的な動機とは、頭が欲しているもの。
「○○が欲しい。」「○○がやりたい。」
同じような言葉を使っても、動機が違うことがある。
凄いと言われたい、かっこよく見られたい、認められたい、褒められたい。
それは外発的な動機。
外発的な動機は、心がついてこないことがある。
心理的な抵抗を感じることがある。
このような時は、行動に移すのが難しい。
あなたの「○○がしたい」は、心の声なのか、それとも、頭で考えていることなのか。
そこをはき違えてはいけない。
抵抗感を感じるときには、もしかしたら、心が抵抗をしているのかもしれない。
まとめ
行動できないのは、あなたに勇気がないからとは限らない。
そもそも、本当にやりたいことではないのかもしれない。
その道は間違えている可能性がある。
行動できない自分を責めてはいけない。
その時の感覚を大切にしなければいけない。
心の声を聴かなければいけない。
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