人生には、楽しいことも苦しいことも、うまくいくことも行かないことも、いろいろなことが起こる。
いつもいつも思い通りに事が運ぶなんてことはあり得ない。
むしろ、うまくいかないことのほうが多い。
それでも、心穏やかに過ごしている人もいれば、常に緊張していたり、イライラしている人もいる。
この違いはどこにあるのだろうか。
それは、物事のとらえ方が違うのだ。
意識をどこにフォーカスするか
うまくいかないことに意識をフォーカスするとイライラする。
うまくいったことや楽しいことに意識をフォーカスすると、楽しくなったり、穏やかな気持ちでいられたりする。
うまくいかないことがあるから、たまにうまくいったり、良いことが起こったりするととてもうれしい。
うまくいかないことが当たり前だから、うまくいったことの輝きが増すのだ。
うまくいったことに意識をフォーカスして、うまくいったことを大いに喜ぼう。
そして、うまくいかないことはいつものことだとしてスルーしよう。
世の中のニュースや出来事についてもそうだ。
良いニュースに意識を持って行くと、世の中には良いことがあふれているような感覚になる。
悪いニュースばかりに意識を持って行くと、とんでもない世の中に生きているような気分になる。
人は、つい悪いニュースに意識を持って行きがちだ。
それによって、自分の気分が害されているのにもかかわらず、そのことに気がついていない。
自分が悪いニュースに意識を持って行っているということに気がつかずに。
意識をどこにフォーカスするかは、自分でコントロールできる。
意識的に、良いことにフォーカスしよう。
良いことを書き出してみる
良いことに意識を持って行くエクササイズとして、「良いこと日記」をつけてみるといい。
寝る前に、その日一日に起こった出来事の中で、良いことをノートに記すのだ。
これをやることによって、平凡な一日の中に、良いことがちりばめられていることに気がつく。
意識してみると、意外にたくさんの良いことが起こっている。
コンビニの店員さんの感じが良かった。
茶柱が立っていた。
電車がタイミングよく来た。
などという些細なことでも構わない。
仕事でミスをしなかった。
上司に褒められた。
クライアントに感謝された。
子どもが100点を取った。
ひいきのチームが勝った。
などなど、いろいろな良いことがちりばめられているはずだ。
日記をつけることによって、日常には良いことがたくさん転がっているということに気付けるようになる。
ぜひ、この方法を試して欲しい。
失敗を許す
世の中、完璧な人などいない。
絶対に失敗する。
その失敗を恐れすぎるがあまり、不安にさいなまれいてる人が多い。
失敗しても、リカバリーすればいい。
失敗から学ぶことは多い。
そこから得られる経験は、とても貴重なものだろう。
失敗してもいいじゃないか。
失敗が、人生を味わい深いものにしてくれる。
人は完璧ではないからこそ、味が出る。
他人の失敗も許そう。
それによって、自分の失敗も許せるようになる。
人は失敗するのが当たり前なのだから。
楽観的に生きる
将来の不安を感じている人は多いけれど、今の日本という国に生きている限りは、まあ、何とかなる確率は高い。
道端で行き倒れている人を見ることはほとんどない。
ということは、みんなそれなりに何とかなっている。
だから、あなたも何とかなる。
これまでだって、何とかなってきたでしょう?
これからだって何とかなるよね。
まあ、何とかなるでしょ、って思って、楽観的に生きてみればいい。
たぶん何とかなるから。
まとめ
心穏やかに生きていこう。
それだけで、毎日がとても楽になる。
良いことに意識をフォーカスして、楽観的に生きていきましょう!
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