人間は何歳になっても成長する。
今僕は56歳で、今年57歳になるんだけれど、改めて実感している、
人間は何歳になっても成長するし、何歳になっても完成しない。
でも、成長するスピードは人によって違う。
どんどん成長する人と、成長せずに留まってしまう人には大きな違いがある。
それは、「自分を客観視できるかどうか」
自分を客観視するとは
「自分を客観視する」というのは、自分の持っている能力について、良いところも悪いところも俯瞰できるということ。
今の自分にできることはどんなことで、足りないことはどんなことなのかを、主観を交えずに評価できる能力のことだ。
さらに言えば、自分を取り巻く社会がどうなっているか、についても客観視できることも大切だ。
社会の中の自分を客観的に見ることができる。
この能力があることによって、自分を成長させられるかどうかが変わってくる。
目指す地点を明らかにする
そのうえで、自分がどうなりたいのかを明確にイメージできていると、戦略を立てやすい。
目指すゴールがどこにあるのか、を決めるのだ。
自分がやりたいこと、なりたい自分、という主観的なイメージと、自分の長所と短所、自分を取り巻く社会を客観的に把握すること。
戦略を立てる
これらの関係性によって、自分をどの方向へ成長させるかが決まってくる。
要するに、戦略を立てるのだ。
長所を伸ばすのか、短所を克服するのか。
そのためのリソースはあるのかないのか。
自分を取り巻く社会状況の中で、理想の自分を実現するにはどうすればいいのか。
まず、どこから手を付けていけばいいのか。
そういうことが良く理解できていると、戦略を立てることができる。
カウンセリングを利用しよう
カウンセリングというと、心を病んだ人が受けるもの、というイメージがあるかもしれないがそうではない。
カウンセリングを受けることで、自分の不安や焦りに対処するだけではなく、その過程において、自分を客観的に見る視点を得ることができる。
カウンセラーの視点を通して、自分の姿を客観視する訓練になるのだ。
また、自分は本当にどうしたいのか。
なりたい自分増を明確にするためにも、カウンセリングは有用である。
さらに、成長を阻む焦りや不安、心理的な抵抗感についても、カウンセリングを受けることで明確化して、それを乗り越えていく力を得ることができる。
カウンセリングはコーチングと違って、心理的にネガティブな部分にも焦点を当てる。
人は完ぺきではないし、将来はいつだって不安だし、ネガティブな感情が全くない人などいない。
ポジティブな面だけを抜き出して、そこに焦点を当てるだけでは、自分を客観視できているとは言えない。
自分を客観視するということは、長所も短所も、ポジティブもネガティブも、全体をそのままの形で認識するということだ。
成長するには、そういう視点を持つことがとても大切なのだ。
まとめ
この歳になってようやくそういうことがわかるようになってきた。
まあ、僕はようやくそこまで来たということだ。
我ながら、遅いなとは思うけど、これが僕のペースなんだから仕方がない。
なりたい自分になるお手伝いをできるカウンセラーになりたい。
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