運動習慣を続けるコツ

女性 健康的なライフスタイル
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もうずいぶん前のことになるけれど、とある新聞の投書欄を読んで、なるほど!と膝を打ったことがある。

その投書の一字一句を覚えているわけではないけれど、大まかに覚えている内容は以下のようなものだった。その投書をした人は、年配の方だったように記憶している。

自分はなにごとも長続きしない性格であるが、一つだけ続ていることがある。
それは、ウォーキングである。
もちろん、病気をしたりして中断したことは何度もあったが、結果的に今も続けている。
その理由は、続けようと思うのではなく、「サボってもいいからやめない」と考えているからだ。

というような内容だったと記憶している。
この、「サボってもいいからやめない」というくだりが、とても良いと思った。

毎日やらなくてもいい

真面目な性格の人ほど、運動は毎日やらなければいけない、と考えがだけれど、毎日やる必要はない。
一日サボったからと言って、それでが原因で、今までの努力が水の泡になるかと言えば、全くそんなことはない。
むしろ、疲労が溜まった状態で無理をして運動をする方が逆効果になることは多い。
しっかりと休養を取りつつ、体調を整えつつ、運動をしたほうが良い。

しばらく中断してもいい

例えば、病気をしたとか、何か事情があって、中断した期間があったとしても、また再開すればよいだけのこと。

再開しないよりは、再開した方が良い。
それは、火を見るより明らか。

中断してもまたやればいいんだ、と思えば、あまりストレスなく始められる。

ハードトレーニングは必要ない

健康のための運動であれば、ハードトレーニングをする必要はない。
運動選手になるわけでもなければ、大会に出ることを目標にする必要もない。

ただ、日々の暮らしを快適に過ごすために行うのであるから、気持ちよく身体を動かせばいいだけのこと。
であるなら、できる範囲のことから初めて見ればよいだけ。

まずは、近所の散歩から。
テレビを見ながらストレッチ。
簡単な筋トレ。

それくらいから始めてみればいい。
そして、サボってもいいから止めない。

始められない人は理想が高すぎる

運動を始められない人は、理想が高すぎるのではないかと感じる。

「運動を習慣化する」とは、「毎日一万歩歩く」「毎日10キロ走る」「スポーツクラブに通って、引き締まった身体を手に入れる」「マラソン大会に出る」「テニスサークルに入る」などなど、かなりの運動好きの人たちの仲間入りをすることだと考えてしまうのではないかと思う。

だとすると、「ああ、億劫だなあ。別にそんなことしなくてもいいかな」と考えてしまうのではないだろうか。

「ちょっとその辺を散歩してくる」「風呂上がりにストレッチと腹筋運動をする」「ラジオ体操をする」みたいなレベルであれば、じゃあやってみようかな、という気にならないだろうか。

まずは出来そうなところから始める。というのは、新しいことを始めるうえで、とても大切なことだと思う。

まとめ

運動習慣を身に付けるポイントとしては、

できることから始める
サボっていもいいから止めない

この二つだと思う。
とにかく気楽に、楽しく、気持ちよく、運動して欲しいと思います。

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