幸せになる方法を追求しよう-お金は目的ではなく手段に過ぎない

2019年9月27日

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僕がうつ状態に陥ったのはかれこれ20年ほど前の話なんだけど、この20年の間に、日本人の精神疾患の患者さんが急増している。

その対策を行おうと、いろいろな法整備などが進められていて、20年前からすればかなり進んでいるのだけれど、それでも全く日本人は楽になっていないような気がするのはどういうわけなんだろうか?

とまあ、こんなことをここ20年間ずっと考えているんだよね。

それで、ここ数年考えていることは、行きつくところは資本主義経済の行き過ぎじゃないか、ということ。
資本主義、すなわち、お金がすべての価値判断の基準になっている。

それが、人々を苦しめる原因なのではないかと、考えるようになった。

幸せになるのが本当の目的

本来、私たちは幸せになりたいと思っているはず。
幸せな人生を歩きたいよね。

それで、そのためには、やっぱりある程度のお金が必要なんだよね。
お金が全くないような状態だと、やっぱり、健康で文化的な生活は送れない。

だから、お金を得ようとするわけだよね。
つまり、お金は幸せになるための「手段」のはずなんだ。

でも、いつの間にか、欲望が暴走してしまって、あるいは「幸せの形」が歪んでしまって、際限なくお金を求めるようになってしまった。

つまり、お金は幸せになるための「手段」だったのに、それがいつの間にか「目的」になってしまった。
「手段の目的化」が起こっているんだ。

そして、お金に振り回されるようになった。

お金を集めるための巨大システム

かくして、この資本主義社会はお金を集めるための巨大なシステムとなり、私たちはそのシステムに組み込まれてしまったのだ。

その中で、勝ち抜けることができれば、お金を手に入れる側に回れる。
勝ち抜くことができなければ、搾取される側に回る。

何とかして、お金を手に入れる側に回れる人間になるために、その確率が高くなると考えて、できるだけいい大学に行こうとする。
それが、受験戦争を生むんだよね。

で、偏差値で序列化されて、自分の価値を偏差値で測るようになったり、出身大学で決めつけたり、さらには年収で序列化されたりするようになった。

こんな価値観の中で生きていたのでは、幸せになれるわけがない。
だって、本来の目的である「幸せ」はもうすでにどこかに行ってしまって、「お金」が目的になってしまっているのだから。

「私たちが幸せになれないのは、この巨大な集金システムの中に組み込まれてしまっているからである。」ということを自覚する必要があると思うんだ。

幸せになりたいなら幸せを追求しよう

もし、あなたが幸せな人生を歩きたいともうのであれば、この「手段の目的化」に気づく必要がある。

あなたが本当に欲しいものは何か。
お金なのか、名誉なのか、それとも、幸せなのか。

あなたは何のために勉強をして、なんのために働き、何のためにお金を得ようとしているのか。
あなたの求める幸せとは、どいういうものなのか。

そこを明確にすることで、この巨大なシステムを上手に利用できるようになる。
つまり、システムに組み込まれて疲弊していくのではなくて、上手に賢く利用する側に回ればいいのだ。

もちろん、「こんなシステムは嫌だ!」と言って、そのシステムから離れて、独自の生き方を模索するという方法もある。
あるいは、もっといいシステムをもつ国に移住するという手もある。

いずれにしても、幸せを求めることをやめないことだ。
どうしたら自分の求める幸せを手に入れることができるのかを考え続けることだ。

巨大システムを俯瞰的に眺めてみる

生きるのが辛いのは、暴走した欲望が作り上げた資本主義経済という巨大なシステムに飲み込まれているからだ。

まずは、そのことを自覚するところから始めよう。
そのためには、このシステムを俯瞰的に見ることが大切だ。

世界の富の80%を数%の金持ちが独占しているという。
そういう金持ちは、もはや働かなくてもその富を維持し、さらにその富を増やし続けることができる。
私たちは、明日の食事を確保するために、将来の不安に耐えながら、必死に生きている。

そういうことを、ちゃんと理解しないといけない。

その上で、「じゃあ自分はどう生きるか」ということを考える必要がある。

このシステムの中でのし上がっていくことを考えてもいいだろう。
このシステムを上手に利用して、自分の幸せを追求してもいいだろう。
このシステムから離れて暮らすことを考えてもいいだろう。

このシステムの良いところは、自由だということだ。
犯罪さえ侵さなければ、何をやってもいい。

自分にとっても幸せとはどういうものなのか。
その目的を忘れないようしなければいけない。

システムは変えることができる

さらに言えば、このシステムは変えることができる。
なぜなら、このシステムを構成しているのは私たちだからだ。

私たちが変えたいと願えば、変えられる。
だけど、多くの人は、このシステムがあたかも自然の摂理であるかのように不変のものだと思い込まされている。

しかし、私たちが変えようと思えば、変えることができる。
まずは、一人ひとりが変えようと思うこと。
それが大切なのだ。

まとめ

人は、幸せになることを求めて生きているんだと思う。
しかし、その幸せの形は、人それぞれだ。

目に見えない巨大なシステムに組み込まれていることを知ろう。
それを知ることで、手段が目的化していることに気づくことができるし、どうすれば幸せになれるかを考えることができるようになる。

さらには、このシステムは変えることができる、ということを忘れないようにしよう。

私たちは幸せになりたいんだ。
お金はそのための手段に過ぎない。

そのことを忘れてはいけない。