使い古されたような表現かもしれないけど、ワクワクするってとても大切だと思う。
なぜなら、それがとてつもないエネルギーを生むからだ。
ワクワクというのは、心が喜んでいる状態。
心のエネルギーはものすごく強いので、ワクワクしているときはこのエネルギーを使えている証拠なのだ。
これに対して、追い込まれてキリキリと締め上げられているようなときは、心のエネルギーを使うことができない。
追い込まれるとロクなことをしない。
とにかく、その苦痛から逃れることが第一義的な目標になってしまって、そのためならどんなことでもしようとしてしまう。
そのエネルギーがたまたまいい方向へ向かうこともあるけれど、そのアイディアが良いものかどうかを吟味する余裕がないので、冷静さを欠いてしまってとんでもない悪手を使ってしまうことがある。
最悪のケースとしては、犯罪を犯したり、自殺したり、事故を起こしたりする。
こういう危険性を考えるとき、ギリギリと締め上げていくようなことを、自分にも他人にも課さないほうがいい。
心のエネルギーを上手に使おう
「苦痛から逃れたい」。
そういう欲求もまた強烈な心のエネルギーだ。
だけれども、この力を使おうとすると、前述のように最悪の結果を引き起こす可能性がある。
この危険性を考えるとき、心のエネルギーを上手に使っているとは言い難い。
それよりもむしろ、ワクワクする、楽しい、ドキドキする。
そういうポジティブな力を利用するほうが、いい結果を生みやすい。
自分の能力を伸ばすときにも、例えば子どもとか、部下の能力を伸ばすときにも、このポジティブな心のエネルギーを引き出すことを考えたほうがいい。
良いアイディアもポジティブな心が生み出す
斬新なアイディアも、ポジティブな心が生み出す。
問題を解決して困っている人を助けたい。
もっともっと、多くの人を喜ばせたい。
住みやすい世の中を作りたい。
多くの人が笑顔になる製品を生み出したい。
そういうポジティブな心が、素晴らしいアイディアを生み出す。
追い込まれてギリギリの状態では、なかなかいいアイディアは浮かんでこない。
そこには、ある種の余裕が必要だ。
余裕がなければ、細かいところまで考えることができないからだ。
マウンティングをやめよう
人は、他人を自分の思い通りにコントロールしたいという欲望を持っている。
そんな時に、上からマウントして、力ずくでコントロールしようとする人がいる。
特に、家庭や学校、職場など、人間関係が密な場所で多く見られる。
人間関係が濃いからこそ、その場所で優位な立場に立とうとするのだ。
しかし、マウントして表面上、相手をコントロールしているように見えても、その人の心のエネルギーを引き出すことはできない。
つまり、その人の持っている能力を引き出すことはできないのだ。
管理を強化することで、表面上はうまく回っているように見えても、いい状態とは程遠いのだ。
そのことに気が付くべきだ。
まとめ
自分を追い込むのも、他人を追い込むのもやめよう。
ワクワクする感覚を大切にしよう。
心のエネルギーを十二分に引き出すために、将来に夢や希望を持っておこう。
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